《花火》(仏語:Feu d'artifice)作品4は、イーゴリ・ストラヴィンスキーの初期の管弦楽曲。スケルツォ形式によるオーケストラのための幻想曲だが、演奏に5分とかからない文字通りの小品である。ストラヴィンスキーが作曲家として名を揚げる上で役立ったが、成熟期の代表作として認められてはいない。その後の作風に比べると、大部分において非常に調的ではあるものの、複調的な響きも仄めかされている。1909年にアレクサンドル・ジロティの指揮によって初演された。恩師ニコライ・リムスキー=コルサコフの娘と、同門の作曲家マクシミリアン・シテインベルクとの結婚を記念して作曲されたが、リムスキー=コルサコフは初演を目前にして亡くなったために、演奏を聴くことは出来なかった。その代わりに初演に立ち会っていたのが、かの芸術プロデューサーのセルゲイ・ディアギレフであった。ディアギレフは《花火》を聴いて、ストラヴィンスキーの熟練した管弦楽法に感銘を受け、バレエ音楽《火の鳥》の作曲をストラヴィンスキーに依嘱したのである。ピッコロ、フルート2、オーボエ2(第2奏者コーラングレ持ち替え)、クラリネット3(第3奏者バスクラリネット持ち替え)、ファゴット2、ホルン6、トランペット3、トロンボーン3、チューバ、ティンパニ、トライアングル、シンバル、大太鼓、グロッケンシュピール、ハープ2、チェレスタ、弦五部(第1ヴァイオリン16、第2ヴァイオリン14、ヴィオラ12、チェロ10、コントラバス8)
出典:wikipedia
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