熊野神社の稚児舞(くまのじんじゃのちごまい)は、富山県富山市婦中町中名に伝わる民俗芸能の稚児舞。毎年8月25日の熊野神社の秋の大祭に演じられる。宝暦年間に悪疫が流行ったとき、神託を受けた婦負郡坪野村(現・富山市婦中町速星)の村役人であった若林源左衛門が祭事を行ったところ、悪疫は終息し、豊作に恵まれたという草創伝説があり、南都舞楽の系統を引くという。太鼓・笛の囃子、番組の内容は、富山県射水市の「加茂神社の稚児舞」と酷似しているため、相互に交流があったとみられる。太鼓と笛の囃子で、鉾の舞、賀古の舞、林歌の舞など7種の舞を、室町風の赤い衣装の4人の稚児が奉納する。8月23日に坪野神明社(富山市婦中町速星)で試楽(試演)が行われている。 加茂神社の稚児舞・明日の稚児舞とともに越中の稚児舞として、1982年(昭和57年)1月14日に重要無形民俗文化財に指定された。また2006年(平成18年)には、「とやまの文化財百選(とやまの祭り百選部門)」に選定されている。
出典:wikipedia
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