NARUTO -ナルト-の術では、漫画『NARUTO -ナルト-』およびテレビアニメの『NARUTO -ナルト-』、『NARUTO -ナルト- 疾風伝』、劇場版の術を解説する。術は基本的に「忍術」「体術」「幻術」の三種の術を基本として、それ以外に「呪印術」「封印術」「秘伝」の特殊な会得手段を必要とする術、「血継限界」のように遺伝により継承させる特殊能力を利用する術、一代限りの特異体質でしか使用できない術もある。体術も含んでいるため「技」に近い術もあることに注意。また前述のように『NARUTO』の忍者というのは、現実的な忍者とはかけ離れているため術も現実的なものではないものが多く、忍術というよりは霊能力のようなものが多くある。忍者の基本となるのが忍術。難易度の低い術から高い術までレベルは幅が広い。基本的には水のある場所でのみ使えるが、二代目火影や鬼鮫などの優秀な水遁の使い手であれば、自らのチャクラを水に変換して水の無い場所に水を発生させ使う事も可能。個々の一族のみに代々伝わる、または後天的に人体改造などにより体得した特殊な術のこと。『陣の書』によると秋道一族の秘伝は陽遁の性質変化に基づくといい、これにより肉体の質量を増加させることができるという。全身にチャクラを張り巡らせ、獣のような素早い動きや嗅覚の強化、あるいは獣そのものに変化して戦う「擬獣忍法」を得意とする。その高い機動力を活かした体当たり系の技が多い。『陣の書』によると奈良一族の秘伝は陰遁の性質変化に基づくといい、これにより影を伸縮・変形させることができるという。戦況を有利に展開するために用いる、補助的効果を主とした術。「呪印(じゅいん)」と呼ばれる呪縛力をもった印を対象者に施し、その能力や行動などを思いのままに支配する法術。封印術の一種に分類される。死者を蘇生させる術の場合、行使後に術者は死亡する。このような忍術には罠が仕掛けられていることがあり、別名で「トラップ忍術」と言うことがある。また、その性質上ほとんどは「何かを閉じ込める・隔離する」ための術であり、封印術に分類される。どれにもあてはまらない忍術、術使用者オリジナルの術。主に背負っている瓢箪から発生する砂を使用する。攻撃・防御・移動等幅広い応用性を持つが、砂よりも比重が重い砂金を砂に混ぜ込まれると動きが鈍くなってしまうという弱点がある為、血継限界の「磁遁」で操られた砂金には無力に近い状態となってしまう。多くは生物としての機能を活かした技だが、便宜上術として記載する。別名エロ忍術。敵(主に成人男性)の本能に訴える効果を持つが、基本的に使用者の趣味によって開発されている。ナルト曰く「強い奴ほどよく効く傾向にある」らしい。陰遁とも呼ばれるもので、相手に精神的なダメージを与えることができる。ただし、忍術や体術と違い、相手に物理的なダメージを負わせることは難しい。難易度の高いものが多い。大体人の五感のうちのどれかを対象にしている。己の肉体を武器として直接的に相手を攻撃、また移動や追跡等を指す。忍が用いる「術」としては最も基礎的な技法で、一部例外を除き、チャクラを練り上げる事も、印を結ぶ必要もなく、発動条件が複雑な忍術や幻術に比べると、術の構造は至って明快である。攻撃は主に『柔拳(じゅうけん)』と『剛拳(ごうけん)』の二つの流派に類別される。木ノ葉隠れの日向一族に伝わる血継限界「白眼」を用いた独特の拳法。体に張り巡らされた経絡系と、深く絡み付く器官系統に対して、掌底や突きといった攻撃手段によって、手に施したチャクラを流し込んで体内組織を破壊し内面的損傷を与える物理攻撃を指す。経絡の損傷によりチャクラの流れを断ち術の発動を抑え込み、更に点穴を破壊すれば完全に技を封じ込めることができる。剛拳と違い、確実に命中しなくとも、掠り触れるだけでダメージを与えることができる。詳細は不明だが、白眼の祖である大筒木カグヤも点穴を突くなどといった柔拳の概念に基づく攻撃を行う場面を見せている。“殴る、蹴る”といった攻撃手段で相手に外傷や裂傷を与え外面的損傷を及ぼすことを主体とする技を指す。難易度の低い術から高い術までレベルは幅が広い。万人に分け隔てなく会得できるが、四代目雷影の「忍体術(しのびたいじゅつ)」と呼ばれる雷遁との融合技や、綱手やサクラといった医療忍術の能力を持つ者が緻密なチャクラコントロールのノウハウを活かし剛力を生み出すなど、体術に忍術的技法を加えた合せ技も多く存在する。体内を流れるチャクラ量を司る経絡系上の中でも特にチャクラ穴の密集した部位に設けられた八つの門の総称。チャクラの流量を制御し、人体を強度的限界による崩壊から保護する生体機能として作用しているが、これ等の体内門を随意に解き放ち、強制的に身体能力を高めることを可能とする強化能力の一種として用いられる。制限を外すことにより、本来の何十倍にもあたる絶大な力を手にすることができるが、その効果に比例して肉体的負担を強い付け術者を蝕み、開門段階が上がるにつれてその反動も大きくなる。各体内門の名称および基本的な発動効果は以下の通り。開門を伴う技は全て禁術として扱われている。術者の資質を問う難度の高い能力でもあり、リスクの存在もあって、使用者は極めて少なく、木ノ葉隠れの忍であるマイト・ダイとその子マイト・ガイ、ガイの門下であるロック・リーのみが実用している。また、ガイの父であるマイト・ダイは忍幻術の才能に恵まれぬ忍であり、生涯で唯一会得したものがこの技であった。 三者はいずれも体術使いとして名を成す忍で、体術以外を会得していないという特異な共通点がある。潜在能力の解放という技の性格上、その質は術者の力量に大きく左右される。熟達すれば更なる力がもたらされ、肉体に掛かる負担も幾らか軽減することができるが、それでも完全にリスクを消す事は困難で、何かしらの反動は受ける事になる。仙術とは、体内にある精神エネルギーと身体エネルギーの他に、外から自然エネルギーを体内に取り込んで成り立つ術である。仙人から教わることができ、作中にはガマ仙人(蛙)、白蛇仙人が登場している。また、千手柱間もこれらとは別に仙術を会得している。精神エネルギー・身体エネルギー・自然エネルギーの三者を練り合わせたチャクラを「仙術チャクラ」と言う。仙術チャクラを練った状態を「仙人モード」と言う。隈取りが仙人の証である。上手く利用すれば、忍術・幻術・体術が大幅に強化される。その他にチャクラ感知ができる、危険感知が広くて早くなる等の特徴がある。ただし、自然エネルギーは取り込む量が少なすぎると仙術が使用できず、逆に多すぎると姿が元となった動物に変わり、最悪の場合は石像と化すため、三者のバランスの調整が重要となる。自来也でさえ仙術チャクラを練るとわずかに蛙化しており、いかに自然エネルギーの制御が難しいかが分かる。しかし、後に仙術修行を行ったナルトはまったく蛙化しておらず、フカサクからも「先代を超えた」と評されるほどになった。また火遁・天牢などでチャクラが練れない状態の時でも使用できる(劇場版『ブラッド・プリズン』のパンフレットより)。さらに、自然エネルギーには動きながらでは集められないという、戦闘に使用するためには非常に厳しい制約がある。戦闘中の自然エネルギーの集束および仙術チャクラの錬成法としては、戦線離脱して直接練るか、蝦蟇仙術の場合はフカサクかシマ、もしくは両者を口寄せし、両肩に乗せて融合(仙法・両生の術)して供給してもらう必要がある。ナルトの場合は後者を試みたものの、体内の九喇嘛が融合を拒絶したため失敗し、代替措置として「予め仙術チャクラを練った影分身体を待機させ、術を解くことで本体にチャクラを還元・供給する」という方法を編み出した。なお、自然エネルギーを集めるのはあくまでも実体であるため、実体が動くことがない精神世界での戦闘では仙術チャクラ錬成の制約が生じないことから、ナルトは九尾との戦闘で仙術チャクラを練りながら戦うことができた。また、九喇嘛モードの会得後は自然エネルギーの吸収力が飛躍的に向上し、一瞬で仙人モードに移行できるようになった。龍地洞出身の重吾の一族は自然エネルギーを取り込む特異体質で、肉体変化もこの体質の一部であり、仙術に含まれる。大蛇丸やカブトはこの体質を元に呪印を編み出した。劇場版『ブラッド・プリズン』と同時上映された『炎の中忍試験!ナルトVS木ノ葉丸!!』の中忍試験本戦では、余りにも強力すぎるため使用を禁じる制限を設けていた。この設定が原作内や他の中忍試験時にも適用されるかは説明されていない。
出典:wikipedia
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