キャリーオーバー()は、一般にくじは、必ず当たりがあり、またくじの当たり方によって当せん金の総額に大きな差の出ることがないように作られるが、競争の勝者(あるいは特定の数字の組み合わせ)を当てるようなくじでは、当たりが少なかったり、または1本も無かったりする場合があり得る。そのような場合には、当せん準備金が余る。この当せん準備金の残余を、次回の当せん準備金に積み立てる(繰り越す)ことをキャリーオーバーと呼ぶ。この方式では、当たりくじがなかった、または少なかった次の回のくじでは、同じ当せん率のくじでも前回よりも当せん金が上がるため、当せん率の期待値が同じであっても、当せん金の期待値が上がることになる。外国の数字選択式の宝くじ(諸外国の)では上限金額がないため、キャリーオーバーが積み重なった結果、日本円で数十億円から数百億円の当選が時たま報じられる。日本国内で法令の下で正規に販売されているくじは次の通りである。いずれも一等の上限金額が定められているため、当選金発生後も繰越金が残った場合、次回抽選くじへのキャリーオーバーとなる。ただし、キャリーオーバーの繰り越し金自体は次回の賞金ではなく、売上金に加算するものである。公営競技除くとキャリーオーバーの上限金額は999億円である。
出典:wikipedia
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