ファビオ・ロッケンバック（Fábio Rochemback, 1981年12月10日 - ）はブラジル出身のサッカー選手。ポジションはミッドフィールダー。10代の頃からサッカー関係者の注目を浴びているミッドフィールダー。レベルの高いマンマークと攻撃センスが魅力。強烈なミドルシュートも兼ね備える。12歳でブラジルの名門SCインテルナシオナルの下部組織の門を叩き、2000年7月にトップデビューを果たす。その才能を大きく買われ、デビューから1年足らずでFCバルセロナへと移籍。しかしながら当時のバルセロナは低迷期の真っ直中であり、2003年に目立った実績も残せぬままにリカルド・クアレスマとのトレードでポルトガルのスポルティングCPへと移籍。スポルティングCPではチームの絶対的エースとして活躍し、クラブの顔となった。2004-05シーズンにはUEFAカップ決勝進出に大きく貢献。これによって再び脚光を浴びFAプレミアリーグのミドルズブラFCへと移籍する。ミドルズブラでは背番号10を与えられ、2005-06シーズンには再びUEFAカップの決勝を経験した。しかし2年連続で準優勝という苦汁をなめる。2008年5月13日、本人の希望もありスポルティングに復帰となった。2009年8月、ブラジルのグレミオに移籍する。2012年1月、中国超級リーグの大連阿爾濱に移籍。ブラジル代表としてはFIFAコンフェデレーションズカップ2001にてデビューを果たす。U-23としてアテネオリンピック南米予選にも参加した。

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