『エナジーエアフォース』("ENERGY AIRFORCE")は、タイトーがPlayStation 2用ソフト及びに携帯電話用アプリとして発売したタイトルで、一般的にはシューティングゲームに分類される。その続編であるOver Gもこの項目で解説する。プレイヤーはまず、F-16に搭乗するためにライセンス(免許)の取得をおこなう。このライセンス取得は一種のチュートリアルになっており、タキシングから離陸まで・旋回の仕方・着陸方法・対空兵装の使い方・対地兵装の使い方など、本作の特徴的な操作を身に付けられる。ライセンス取得後は空軍の一兵士として、テロやクーデターの鎮圧にあたる。ゲームが進行すると新しい機体が使用可能になり、中にはステルス機能や垂直離着陸機能などの特別な機能を持つ機体がある。それらの新機体を操縦するにもまずライセンス取得が必要となっており、新兵装や新機能の使用方法もそこで説明される。ゲームの進行に応じて、プレイヤーへの特典として協力メーカーから提供された実機の動画が閲覧できるようになる。ロッキード・マーティンやボーイングの協力を取り付けており、戦闘機のリアルな再現を行っているというのがセールスポイントである。ゲーム中の視点は、やや後方からの第三者視点とコクピット視点の2種類から選択できる。レーダー情報、装備の残弾数、燃料残量といった計器情報は第三者視点では表示されず、有利に戦いを進めるにはコクピット視点が推奨される。コクピット視点では風防の支柱などで視界が妨げられるが、実機同様のレイアウトでHUDや計器の値が表示される。新鋭機に搭乗した際は(実機どおり)広い視界が提供されるが、右スティックで視点を操作して下を向かなければ機器を見ることが出来ないなど、デメリットもある。一部の機体は、ステルスモードや垂直離陸など特殊機能を使用できる。兵装搭載用のハードポイントがあり、ハードポイントによって搭載可能な兵装が異なる。これらに武装や追加燃料タンクを搭載できる条件や搭載数は実機と同じである。また、武装ごとに重量が定められており機体の挙動に影響する。例えば、大重量の対艦ミサイルや大型爆弾を搭載すると機動性が低下し、最大数搭載すると離陸すらままならなくなったり、片方の翼にだけ搭載した兵器を使い尽くすと常に機体が傾くようになるし、ステルス機であれば機体内格納庫以外のハードポイントに燃料タンクやミサイルを取り付けるとステルス性が失われる。ゲームの進行により新しい機種を使用可能になるが、実戦で使用するには先ずその機種のライセンス(免許)取得を行う必要がある。機種ごとにライセンスが必要なのは実際の航空機と同様である。このライセンス取得は新機能のチュートリアルという面もある。訓練飛行の前や出撃前には、格納庫前からタキシングをして滑走滑走路から離陸、ランディングギアを格納し高度を確保するまでの一連の離陸プロセスが必要になる。また、弾薬補給や作戦終了時には着陸の操作を行わなくてはならない。着陸が荒いと、ランディングギアが折れて機体がクラッシュし、作戦失敗となる。敵の対空ミサイル攻撃を受けた場合、実際の空戦がそうであるように回避は非常に困難である。チャフ・フレアの散布機能を使い、敵弾が自機に命中する直前に欺瞞することで回避できる可能性が産まれる。自機をロックオンしているミサイルが赤外線誘導かレーダー誘導かの違いで警告音が変わり、それによってフレア(高熱を発する)かチャフ(レーダー波を乱反射させる)のうち適したものが自動的に選択される。赤外線誘導ミサイルに対してはエンジン出力を下げると被補足率が下がる。また、ドラッグ機動(ミサイルと同じ方向に飛ぶ)を用いてミサイルの燃料切れを狙うのも有効である。このように家庭用ゲームとしてはかなり現実的な調整をなされたゲームであり、シューティングゲームの中でもフライトシミュレーションの要素が強い作品である。ただしPC向けに発売された『』などのコンバットフライトシミュレーションと比べると、機体や武装の再現性は高くない。また、家庭用ゲーム機向けである性質上、ユーザーMODなどを使用できないため拡張性に乏しくなっている。なお、初代ではミッション途中で着陸し、武装・燃料の補給が可能である。AimStrikeではこの要素は削除されているが、OverGで復活した。X-35 Joint Strike Fighter2002年9月26日発売2003年10月2日発売2006年3月30日発売
出典:wikipedia
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