ARCトルーパー(アークトルーパー、ARC troopers)は、『スター・ウォーズ・シリーズ』のスピンオフ作品(アニメ『スター・ウォーズ クローン大戦』や小説)に登場する架空の組織。ARCとはAdvanced Recon Commando(高性能型偵察コマンドー)の略。ARCトルーパーはクローン大戦で活躍したクローン・トルーパーの特殊部隊であり、一般のクローン・トルーパーと同じように惑星カミーノで生み出された。しかし、ARCトルーパーには成長加速以外の遺伝子操作が一切施されておらず一般人と大して変わらない自我と柔軟性を持っており、上官(大抵は将軍に任命されたジェダイ)が訓練によって培った自分達の戦略・作戦観念に反する指示を出しても堂々と反論する。さらに彼らはクローンのために遺伝子を提供し、戦闘に関しては銀河屈指の腕を持つ賞金稼ぎジャンゴ・フェットから直接訓練を施されており(ジャンゴ・フェットのクセ=具体的にはガンスピン等のガンプレイや性格が移った者も何人かいる)、予想外の出来事にも的確かつ冷静に対処し、完璧なチームワークと手信号によって静かに素早く展開することができる。しかし教官であるジャンゴ・フェットがジオノーシスの戦いにて戦死したため彼から直接訓練を受けたARCトルーパーは少数に留まる。赤や青のペインティングが施された一般のクローン・トルーパーよりも高性能の装甲服(強力なスタンガン、爪付きフック・ケーブル付き)に身を包んだ彼らは通常10人前後のチームで行動し、ブラスターライフルやブラスターピストルの他に任務に応じて無反動砲やガトリング型ブラスター・キャノン等の武器が支給される。ARCトルーパーは高度な柔軟性と自律心が求められる困難な作戦に投入され、カミーノの戦い、ムーニリンストの戦い、ハイポリの戦いに参戦し、ムーニリンストの戦いでは敵地に侵入し、突然のトラブルにもかかわらず難なく敵の攻撃を退け長距離レーザー砲を破壊し、敵の司令部屋上に拠点を確保する。特にハイポリの戦いではグリーヴァス将軍の攻撃で全滅寸前に陥っていたキ=アディ=ムンディを始めとしたジェダイチームを抜群のチームワークで救出する。後にARCトルーパーの隊長の1人はオビ=ワン・ケノービから「アルファ」という名前をつけられ、数々の苦労を共にする。そして長期化するクローン大戦に銀河共和国が勝利するため、新しいクローン・コマンダー(クローン・トルーパーを指揮するクローンの指揮官)を養成するためにカミーノに戻る。後に彼の指導のもとで特別な訓練を受け、多少の個性と名前を持ったコーディやグリーやバカラ等新世代のコマンダーが数多く誕生し、各方面で共和国軍の勝利とジェダイの将軍を支える。アニメでARCトルーパーはスカート(外見は腰巻、作品内での名称はカーマ)をつけており、そのデザインを気に入ったジョージ・ルーカスはエピソード3に登場する何人かの(ブライ等)クローン・トルーパーにほとんど同じデザインのスカートをはかせた。クローン大戦以外にもARCトルーパーの亜種が多く存在し、スター・ウォーズ バトルフロントIIに出てくるジェット・トルーパーもその一つに入る。コスト的な面でもARCトルーパーはより多くの資金が必要となってくるため銀河内乱時には、ARCトルーパーは消えていったが、ダーク・トルーパーなどの特殊部隊はARCトルーパーを元に造られた。
出典:wikipedia
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