アングル・スラムはプロレスで繰り出される投げ技の一種である。カート・アングルが考案した投げ技。考案当初はカート・アングルがオリンピックのメダリストであったことからオリンピック・スラムと呼ばれていたが、後年にIOC(国際オリンピック委員会)からのクレームにより現名称へ変更した。ただしスペイン語の実況では今でもスープレクス・オリンピコと呼ばれている。この技の原型はバックフリップ(山嵐、サモアン・スープレックス)という技である。カート・アングルが、バックフリップにバックドロップの要素を加えることにより、通常のバックフリップに比べ相手を斜めにして担ぎ上げ、急角度で落とす形となる。技をかける側にとっては、相手の実力や状況に応じて、相手を落とす角度を調整しやすいという利点もある。今では多くの選手が同じ技を得意としているが、ほとんどの場合、各選手がオリジナルの技名称を付けている。特にアングルと同じレスリング出身の選手に使用者が多い。例として杉浦貴が「オリンピック予選スラム」として使用しており、日本国内での代表的な使い手である。なお、現在はバックフリップよりもアングル・スラムの方がフィニッシュ技として使用する選手が多い。相手をファイヤーマンズキャリーに捕らえ、そのまま後方へ倒れこみながら、相手の体を自分の片肩を支点に半回転させつつ後方に投げ落とし、背中・肩口・頭部辺りからマットへ叩きつける。回避法は、後ろに完全に倒れる前に腕のロックを外すことだが、ロックからの展開が非常に速いので返し難い。
出典:wikipedia
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