日野市ミニバス(ひのしミニバス)は、東京都日野市のコミュニティバスである。全路線が京王電鉄バス桜ヶ丘営業所により運行されている。一般路線バスの走らない地域を補完するように順次路線が設けられている。2009年5月の川辺堀之内路線の開通で、一般路線バスと併せ、町名レベルで日野市の全ての地域を通るようになった。小型車で運行する点を除けば京王電鉄バスの一般路線と同様であり、全路線PASMOとSuicaの利用が可能になっているほか、金額式IC定期券「モットクパス」にも対応している。(多摩市ミニバスも同様)日野市ミニバスという名称であるが、三沢台路線や落川路線では多摩市内の聖蹟桜ヶ丘駅まで乗り入れており、利用エリアは日野市と多摩市となっている。多摩市ミニバスも、かつては旧・南北線が百草団地(多摩市・日野市にまたがる住宅団地)まで乗り入れていた。最初に開通した路線であり、現在も最も長いルートを走る。当初のルートは、高幡不動駅 - 万願寺 - 日野駅 - 市立病院 - 豊田駅北口 - 旭が丘四丁目 - 平山城址公園駅であった。1999年2月1日に起点が桜ヶ丘車庫に延伸され、2002年6月24日に旭が丘付近のルートを分離(旭が丘路線)した。2010年10月16日に起点を高幡不動駅に戻し、終点を豊田駅北口に短縮、また運行間隔を従来の80分間隔から40分間隔に短縮した。これにより、日野市役所 - 豊田駅北口間は、後述の南平路線と合わせて20分間隔となっている。ラッシュ時の増便はない。主に39人乗りバスが使用される。高幡不動駅と聖蹟桜ヶ丘駅を三沢台・百草園住宅経由で結ぶ路線である。40分間隔で運行している。起終点は百草団地線(高22など)と同一だが、ルートはかなり異なっている。三沢台は名の通り標高が高く、百草団地線で包含できていない地域の徒歩の不便さを解消している。なお、夜間の運行はないが、代わりに、百草団地線が深夜バスで一部の区間を走っている。この路線は、後述の南平路線と高幡不動駅における乗り継ぎ割引を行っている。主に47人乗りバスが使用される。南平地区、東豊田地区を経由する路線である。南平地区では山の手の標高の高いところを走り、徒歩のきつさの解消となっている。名前がまぎらわしいが、京王線側のターミナルは高幡不動駅だけであり、南平駅には至らない(現在、南平駅を発着する一般路線バスはない)。20分間隔である。また、通勤時間帯には、高幡不動駅 - 北野街道口間の区間便が運行され、この区間の乗客は特に多い。日野台路線と同様に、一般路線に近い側面もある。主に39人乗りバス(または36人乗りバス)が使用される。以前は高幡不動駅を発着し、日野市役所付近から日野駅に向かう系統があった(高05)が、2010年10月16日に廃止された。市内路線のうち、旭ヶ丘付近のルートを分離し、ルートを若干変更し、日野駅起点の循環路線として開通したものである。2010年10月16日に、日野駅から豊田駅北口までを廃止し、運行間隔を80分から60分に短縮した。この路線から直接向かうことが出来なくなった日野市立病院・日野市役所へは、豊田駅北口での乗り継ぎ割引が適用される。主に39人乗りバスが使用される。落川地区をほぼ横断する路線で、高幡不動駅と聖蹟桜ヶ丘駅を結び、百草園駅も経由する。ミニバスでは唯一、全般的に平坦なところを走っており、住宅のあるところを迂回状に走る。60分間隔で運行され、主に39人乗りバスが使用される。豊田駅北口を起点とし、浅川北側の東平山、西平山地区と、浅川南側の平山地区の一部を走る。なお、平山地区でこの路線が走らないところには、ワゴンタクシー「かわせみGO」が走っている。中央線以南の西平山地区にバスが走ったのはこのミニバス路線が初めてである(東平山地区は市内路線が先行開業しており、東豊田、川辺堀之内は過去に京王帝都が高幡不動駅 - 東豊田 - 豊田駅南口間を走らせていた)。2010年10月16日に、日野市役所から豊田駅北口までを廃止し、運行間隔を120分から60分に短縮した。この路線から直接向かうことが出来なくなった日野市立病院・日野市役所へは、豊田駅北口での乗り継ぎ割引が適用される。主に39人乗りバスが使用される。2009年5月16日に開通した最も新しい路線である。かつて、昭和40年代後半まで京王帝都電鉄が高幡不動駅 - 川辺堀之内 - 豊田駅南口を運行していたが、これが廃止となり、交通不便地域となっていたものを、日野市ミニバスとして実質的に改めて開通したものである。日野市Webによれば、豊田駅と高幡不動駅を接続する必要性の言及もある。運行頻度は60分であり、主に39人乗りバスが使用される。運行ルートは、かつての路線とほとんど同じであるが、東豊田一丁目付近より西は新道を通る。また、停留所は若干増加している。また、豊田駅南口バス停は折返の都合上、南口直近のタクシープールではなく、やや南東に設けられている。このため、駅南口から直接見ることはできない。日野八線(日50)と同様に日野台を走る路線であるが、甲州街道ではなく、日野台地区の北側を走る路線である。データイムは40分間隔だが、通勤時間帯は頻度が高くなる。全般的に運行頻度が高く、乗客も多い。また、日野駅を起点として市役所にまで足を伸ばしていない。比較的一般路線に近い路線であったが、2010年10月16日に実際に一般路線となった(と同時に八王子営業所に移管)。主に47人乗りバスが使用されていた。
出典:wikipedia
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