


アルマジロリピート(あるまじろりぴーと:armadillo repeats)とは、ショウジョウバエのセグメントポラリティ遺伝子の遺伝子産物「アルマジロ」から見つかった配列で、タンパク質間の相互作用に重要な役割を担っていると考えられている。アルマジロという遺伝子産物から初めて見つかった42–45個のアミノ酸からなる繰り返し構造であるためアルマジロリピートと命名された。アルマジロの脊椎動物ホモログであるβ-カテニンやp120の他に、ヒトの癌抑制遺伝子APCや核内輸送にかかわるインポーティンなどにこの繰返し構造が見つかっているため、癌の研究においては重要な位置を占めている。類似の構造をもつリピート配列としてHEATリピートがある。
出典:wikipedia
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