スクラッチは、日本で販売されている宝くじの一種。2016年現在、日本で発売されている唯一の被封くじである。当せんパターンがスクラッチ印刷され、これを削ることにより抽せんを行う。販売額は1口につき200円。インスタントくじの名称で1984年に発売が開始された。当時は銀はがし方式であった。2001年からスクラッチ印刷方式に改められると共に名称が「スクラッチ」となり、テレビコマーシャルその他の宣伝活動でもスクラッチの名称が用いられた。このため、現在では「インスタント」の名称がほぼ消滅している。開封くじやミニロト、ロト6にくらべ比較すると高額当せん金を設定していることは少なく、その分だけ1万円から10万円程度の当せん本数を増やし、相対的に当せん確率を高めたものが多い。ただし、一部は1000万円ないし2000万円の当せん金を設けたものもある。また、等級の数(種類)についても、過去は6等級程度を用意することが多かったが、近年では減少傾向にあり、2006年にはブロックくじにおいて、1等3万円と等級のない「ワンチャンス賞」500円を設定した、実質2等級のスクラッチが発売された。最高額は2014年に3000万円、2016年正月に5000万円に達した。以前はスクラッチ部分にて当せんしなかった券に対して通し番号を付与し、「お楽しみ賞」として1万円程度の賞品を当せん品とする賞が存在したが、現在発売されているスクラッチくじについては、「宝くじの日お楽しみ賞抽せん番号」として、主に券面左下の整理番号上部に100000番から199999番の通し番号が印刷されており、回号毎に賞品が用意されることはなくなっている。2016年は1枚300円のでかスクラッチ「Let's ボウリング」が発売予定。現在は下記の種類のものが主に販売されている。(五十音順)スクラッチのイメージキャラクターに「ケズリス」というコインを持ったリスがいる。誕生日は2001年6月11日とされる。これは「インスタントくじ」が「スクラッチ」に改められ初めて発売された日にちなんだ設定である。ケズリスは2002年頃までは宝くじ売り場のポスターや公共交通機関の中吊り広告などに登場。現在でもケズリスのキャラクターを使ったスクラッチくじが不定期に販売されている。2003年からは山口智子が前述の広告やテレビCMに登場するようになり、2006年4月からはユースケ・サンタマリアに交代した。2012年4月~2013年9月までは「手塚キャラクタースクラッチ」が発売により手塚キャラクター(ジャングル大帝、鉄腕アトム、ブラックジャック、三つ目がとおる、ふしぎなメルモ、リボンの騎士)が登場。2013年10月~2014年3月と2014年10月~2016年3月、2016年10月からは「ちびまる子ちゃんスクラッチ」が発売によりちびまる子ちゃんのキャラクターが登場。テレビCMには、2014年10月から2016年3月までは豊田エリーを、2016年10月からは三戸なつめを起用。2014年4月~2014年9月は「プロ野球 パ・リーグスクラッチ」が発売によりパ・リーグの選手が登場。2016年4月~10月は、「ワンピーススクラッチ」(「ONE PIECE FILM GOLD」今年7月23日に公開)が発売によりワンピースのキャラクターが登場。
出典:wikipedia
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