日華化学前駅（にっかかがくまええき）は、福井県福井市大宮4丁目にあるえちぜん鉄道三国芦原線の駅。地元の請願によって開設に至った。駅名は10年間に600万円の契約で命名権を取得した日華化学が社内アンケートを行って決定した。候補の中には「にこにこニッカ」などもあったが、無難な名前に落ち着いた。なお、京福電鉄時代（1970年代）までは、初代八ツ島駅が現在の日華化学前駅の向い側の住宅地で旧・田中洋行八ツ島工場敷地内に存在した。えちぜん鉄道に移管される以前に廃止されており、日華化学前駅の新設とは無関係である。単式ホーム1面1線を持つ地上駅。同時開業した北隣の2代目八ツ島駅と同様に将来のLRT化を想定して、コンクリートの基礎に県産木材で嵩上げしたホームが設置された。2016年3月27日に福井鉄道乗り入れに伴いにえちぜん鉄道に低床車両が導入され嵩上げ部分を一部撤去して基礎の部分がホームになった。駅南端には清涼飲料水の自動販売機、その南側へ福井市が駐輪場を設置している。住宅街が広がる。

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