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2ちゃんねる

2ちゃんねる(にちゃんねる)は、日本最大の電子掲示板サイトである。略して「2ちゃん」、「2ch」、「にちゃん」等とも表記される。また2016年現在、設立者である西村博之が日本国内において取得している商標でもある。(#2ch.sc参照)2ちゃんねるは、スレッドフロート型掲示板で複数の電子掲示板の集合体である。掲示板利用者は「2ちゃんねらー」、「ねらー」、「ちゃねらー」等と呼ばれることもある。『「ハッキング」から「今晩のおかず」まで』というキャッチフレーズの通り、2ちゃんねるでは幅広い分野の話題が投稿されている。1999年5月30日の開設より開設者である西村博之(通称「ひろゆき」)が管理人を務めていたが、2009年1月2日にエフェンディ・アハメド・ハリス・メリカンが社長を務めるシンガポールの「PACKET MONSTER INC.」(以下「パケット社」)に運営権が譲渡され、西村は管理人から退いた。2014年2月19日、2ちゃんねるの運営は、2ちゃんねるを運営するために必要な収入を獲得できなかったことを理由に、2ちゃんねるのサーバを運営するN.T.Technology(代表:ジム・ワトキンス)によって解任され、同日よりワトキンスが管理人に就任した。2011年時点で、2ちゃんねるは、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンフランシスコに所在を置く365 Main社が運営しているデータセンターに設けられたPacific Internet Exchangeの所有スペースに設置された約60台のサーバ群により運営されている。OSにはFreeBSDを用い、数年にわたって改良が続けられてきた投稿を受け付ける掲示板システム群(各ユーザはこれらの入っているサーバにアクセスする)と、各種ロギングや投稿チェック、そして「実況」と呼ばれる最大で秒間数百以上にのぼる大量投稿の処理などの役割を与えられたバックエンドシステムによって構成されている。2ちゃんねるの開設は1999年5月で、あめぞうで宣伝が行われたのは5月30日である。2ちゃんねるの元となった「あめぞう」が安定したサーバー環境を確保できず、さらにスクリプト荒らしなどにあった時期に避難所として設立された。当初、掲示板はクサチュー語変換や、落書き帳など、ひろゆきが面白いと思うものを集めたウェブサイト内の一要素という位置づけで、その掲示板も、あめぞうのスクリプトを流用したものではなく、最初はクサチュー語変換スクリプトを用いたクサチュー語掲示板であった。あめぞうでの宣伝があったために、初期から日に一万の来訪者数があったが、更に宣伝一週間も立たない内に、東芝クレーマー事件で参加者が急増した。その後あめぞう掲示板は機能不全に陥り(1999年10月から11月)、最終的には閉鎖され、多くの利用者が2ちゃんねるに移動した。この頃は、インターネット上で知名度はあっても、まだ一般社会に影響力を持つほどの存在ではなく、話題に取り上げられた芸能・著名人本人がスレッドに書き込みしてもそれほど騒ぎにならなかった。しかし、2000年5月の西鉄バスジャック事件で犯人が2ちゃんねるに書き込んでいたことがマスメディアを通じて流布されることで急激に知名度を上げ、一般社会に広くその存在を知られるようになる。2001年には日本生命事件が起き、2002年には日に三百万人の利用者がアクセスするようになり、インターネット視聴率で4位につけた。2013年8月25日には「2ちゃんねる個人情報流出事件」が発生し、約4万件の2ちゃんねるビューア(通称「●」。現・2ちゃんねる浪人)利用者の顧客情報と書き込み履歴、約15万件分の「●」と「お試し●」の管理情報、利用者のトリップの情報、運営に関わる者のキャップの情報の流出が確認される。2014年2月19日、「N.T.Technology」会長ジム・ワトキンスがサーバー料金の未払いを理由に西村博之ら、当時の運営陣を全員解任し、管理人にワトキンス本人とその親族が就任すると発表された。2014年4月11日 - 西村博之は「2ch.net」側の解任発表を受けて、2ちゃんねる(「2ch.sc」)という名称の電子掲示板を設立、運営を開始し、西村自身が管理人に就任した。ネットレイティング社の調査によると2009年現在2ちゃんねるの利用人口は1170万人である。上記の調査では職場での利用時間比率が全体の約3割を占めている。ITmediaの調査によると、年齢層は10代が20.0%、20代が15.0%、30代が30.7%、40代が21.9%、50代以上が12.5%となっている。ブログ利用者は2005年から2006年までの1年間で2倍の2000万人超となっているのに対し、2ちゃんねるは、ブログ、SNS、動画投稿サイト、携帯電話専用サイトなどの、他のCGM系サイトの台頭の影響もあり、2003年の770万人から2割程度の増加に留まっている。Alexa Internet社の2008年10月時点の世界ウェブサイトのアクセスランキングでは294位である。2004年は34位だった2ちゃんねるは、年々相対的に順位を下げており、書き込み数の方も2005年をピークにやや減少傾向である。ページビュー総数は2013年1月1日時点で一日当たり約2.3億回だが前年同日は2.5億回であったため漸減傾向にある。一日当たりの書き込み総数は2012年には300万回を超えることもあったが2013年には270万回を超える日は無い。2ちゃんねるは、スレッドフロート型掲示板と呼ばれる形態である。それぞれの掲示板は、「カテゴリ」と呼ばれる大きな分野単位で区切られていて、ニュース、食文化、ネット関係などがある。その中で分野ごとに「板」(いた)と呼ばれるジャンルに分けられている。2ちゃんねる内には多くの板が存在するが、利用者数は板によって大きく異なる。極端に利用者が少ない板は過疎板と呼ばれ、その逆に極端に利用者が多い板は過密板と呼ばれている。各板には、その分野に属する話題ごとに細かく分けられたスレッド(スレ)が存在する。掲示板への書き込みや閲覧は、このスレッドの中で行われる。スレッドに書き込まれた文章をレス(レスポンス=返信の略)と呼ぶ。2016年5月現在、およそ905個の板があり、各板には数十から数百のスレッドがある。板は時折新設されるほか、「バーゲン板」のように特定の季節にだけ開設される板もある。2002年5月-6月には2002 FIFAワールドカップ実況板(4板)、2004年8月にはオリンピック期間中限定の専用板が新設されたこともある。また過去には、当時の管理人西村博之の誕生日に、彼を祝福することのみを目的とした板が新設されたこともある。各スレッドでは、匿名での投稿が可能となっており、利用者が名前を入力しないで投稿を行うと、板ごとに設定された仮の名前が自動的につけられるようになっている。仮の名は「名無しさん」を基本として板により様々なバリエーションがあるが、ほとんどの利用者は匿名で投稿を行うため、一見すると「名無しさん」という名前の人間が連続して投稿を行っているように見えることがある。このため、以前は「名無しワールド」と呼ばれることもあった。基本的には規制されなければ(#規制参照)誰でも書き込むことができるが、規制情報板と●板、beカテゴリの3板は書き込みが制限されている。規制情報板は2ちゃんねるで規制されているプロバイダーの情報を掲載しているという理由から、規制に関わる規制人や報告人しか書き込めない。●板は●(2ちゃんねるビューア)を持っている人のための板であるため、●を持っていないと書き込めない。閲覧に関しては制限はない。beカテゴリの3板はbe@2chのアカウントを持ってログインした状態でないと書き込めない。閲覧に関しては制限はない。なお、電子掲示板全般においても2ちゃんねるの存在は特異なほどの規模であり、このため機能や形態などが2ちゃんねるを参考に作られた掲示板は数多く存在する。その類型は無数に存在するため割愛するが、単に同種のスレッド表示型から、インターフェイスから使用背景画像まで似せたものまで様々である。2ちゃんねるでは、一つのスレッドに投稿できる書き込み(成功)数が1000回または、データ容量が約500KB(キロバイト)までと制限されている。連番には、スレッドの話題に関係ある助数詞を用いることも多い(学校関連スレなら○時間目、事件関連スレなら○件目、2ちゃんねる各板にある「ホームランスレ」なら第○号など)。他にも語呂合わせが使われることもある。参加者の人数や書き込み数が増加し、特定のサーバの負荷が高くなった場合には、一般のブラウザではアクセスできなくなる「人大杉」(=「人が多過ぎる」)と呼ばれる現象が発生することがある。この状態で板を利用するには、2ちゃんねる専用ブラウザを使用する必要がある。また、上記の「容量上限制」を逆手に取ったスレッド潰し(巨大アスキーアートなどをいくつも貼り続ける事で容量オーバーに追い込み、書き込みをできなくする)がされることもある。一切の書き込みができない、広告的要素のスレッドも存在する。これは全掲示板に出現し、位置がある程度下がると再び上がるようになっている。発言数が1000番を超えたスレッドの1001番目および、データ容量が約500KBを超えたスレッドの次番目には、もう書き込めないことを表す表示(板によって異なる)がされ、書き込めなくなる。書き込めなくなったスレッドは、数時間後に板のスレッド一覧から削除される。以下では、スレッドの終了に関する2ちゃんねる特有の用語を説明:名前欄を無記入で投稿した場合、「名無しさん」もしくは、その板に準ずる名前が自動的に書き込まれる。この「名無し」のシステムにより、利用者間の個人的な交流が減少した結果、以下のような特徴が生まれた。「名無し」について、管理人(当時)の西村博之は「例えば安倍首相(当時)が実名でネット掲示板に書き込んだら議論どころじゃなくなる。純粋に議論をするのなら、人格は無いほうがしやすい」「ほかの日記やブログサイトというのは、個々人のコミュニケーションが目的としてサイトが作られているわけですが、2chの場合は情報を蓄積することを目的としている」などと語っている。「名無し」のシステムは、あめぞうより引き継いだものである。2ちゃんねるでは、ID機能を取り入れている板がある。これにより、名無しの匿名性を利用した自作自演を限定的であるが防ぐ効果がある。IDは、強制的につく板、任意でつく板(メール欄に文字入力すると ID:??? と表示される、または名前欄に !id と入力する)、表示されない板の3種類である。IDは主にIPアドレスと日付の情報を暗号化したものが使用される。この機能は、利用者が個々の書き込みについて、書き込んだ者を特定・名寄せすることを意図したものではない。ID機能は自作自演を防止し、無意味なレスをつけてスレッドを浪費することを緩和する。従って、過疎板において、仮に荒らし(スレッドに関係のない書き込み、またはそれをする者)が常駐して全く機能しないスレッドがあったとしても、それを理由にID機能の導入を申請しても運営側は受け入れない。なお、管理者側はこれを考慮して、無責任な書き込みを減らす一環として、2004年11月頃から「be@2ch掲示板」システムを実験的に導入している。これにより、直接個人を特定できるわけではないが、ログインしている者について、どの書き込みを行ったかある程度判別できるようになった。一方で、固定ハンドルネームを名乗る利用者(コテハン)が存在しており、スレッドによっては議論の要になることがある。また、ほとんどのコテハンはトリップと呼ばれる騙り防止機能を利用している。これは一連の書き込みが同じ人間によるものであることを証明する。中には、ハンドルネームを持たないままトリップ機能を利用する「名無し」のコテハンも存在する。iモードの普及と携帯電話への対応によって携帯電話とコンピュータとの2つのIDを持つことが平易になったため、この2つの区別が出来るようIDの末尾に携帯電話からの書き込みには「O(オー)」、コンピュータの書き込みには「0(ゼロ)」が付くようになった(ただし板の設定によって付かない場合がある。公式2ちゃんねるビューアー「p2」を介して書き込むと、末尾はPになる)。このため携帯電話とコンピュータを両方使った自作自演がしばしば指摘されるが、実際のところどれだけそのようなことをしている者がいるかは不明である。2ちゃんねるでは、運営にかかわる各種のボランティアなどに対して★(騙り防止の星印)が発行される事がある。これは主にキャップと呼ばれ、トリップ導入以前はメールを送れば簡単に手に入れることができた。用途に応じた種類があり、代表例として「削除人★」「案内人★」「記者★」など。キャップは、キャップを管理している運営陣が不定期にメールで公募する。スレ内で活動する、トリップを使用している◆(ひし形)がついたコテハンとは違い、スレッド(スレ)外の利用者の目には触れにくい運営の部分で活動するのが主な特徴である。また、2ちゃんねる中の質問スレッドで時折出る「どうしたら削除人になれるか?」という質問だが、詳細な実態は不明である。こぞって「そういう質問をしないことから」が謳い文句だが、これはいわゆる「くれくれ君」を除外するためであり、そういう質問をせず自力で削除人になる方法を探し出せる人物が求められているということらしい。肝心の手続きは、案内人(案内人制度以前は復帰屋)から下積み修行を行い、募集に応えること(および他の削除人からの推薦)で手にできるということである。キャップ保持者はその情報を漏らすことを固く禁じられており、スレ立ての際の不手際などによりキャップを漏らしてしまった場合、直ちに上位管理者に報告しなければならないとされる。キャップを漏らしてしまったことにより、二軍降格などの懲罰も存在する。2011年1月6日、個々人の漏らしではなく、ハッキングツールにより過去最大級のキャップ情報の流出が起こった。その他、色々なことが自由に出来る上級運営人なども存在する。例えば「root▲▲ ★」氏はその名の通り、管理者特権が使用できるサーバのシステムチューニングを担当している。「記者φ★」がどんなスレッドを立てているかは、+板 最近立ったスレ / 記者別一覧で一部垣間見ることが出来る。(旧)キャップとは、コテハン騙り防止のためのシステムであった。名前は「騙り防止」→「帽子」→「キャップ」に由来する。管理人(当時)であった西村博之にメールで申請することによって取得できた。投稿者名欄に事前に発行されたパスワードを入力することによって使用する。例:「二桁%」という投稿者名に「po5253」というパスワードのキャップが設定されていた場合、なお、スペルミスなどの理由で漏れてしまうことがあった。fusianasan機能は、元々漏れてしまったパスワードの対策目的であった。fusianasan機能とは、2ちゃんねるに投稿する際に、名前欄にfusianasanと記載することで自分のパソコンなどの機器のホスト名を2ちゃんねるに公開する機能である。コテハン機能とは別に個人を証明するために存在する機能でもあるが、fusianasan機能を知らない2ちゃんねらーを騙し「危険な情報が裏2ちゃんねるにある」と偽り、名前欄にfusianasanと書かせ匿名性を無くさせるような投稿が多い。これに騙され、業務中に2ちゃんねるを使っていたことが判明した一般の公務員や会社員も多数いる。なお、パスワードは2000年6月頃から既に流出していたが(掲示板cgiスクリプトの流出)、同年12月、固定ハンドルユーザーの1人によりロビーに転載され、同日に対策され、現行のキャップシステムに変更となった。現行のシステムで実際に使用するときは、メールアドレス欄に「#」とその後ろにパスワードを入力する。するとサーバーに登録されている「ハンドルネーム★」での書き込みとなる。名前欄になにかしらの記載がある場合、ハンドルネームの前に「名前欄の記載内容@」が付加される。通常、メールアドレス欄において「#」以降の文字列は無視されるため、万が一スペルミス等があった場合でもパスワードが漏れる可能性は低くなっている。プログラムを利用した大量投稿などを阻止するために、ホスト規制がしばしば実施されることがある。その際、該当ホスト利用者が巻き添え規制されることがある。ホスト規制は運営による恣意的な判断が認められているため、内容如何によっては1回の投稿でも長期のホスト規制がかけられることがある。また、ホスト規制だけでなく、NGワードによる規制も行われる(Rock54)。2ちゃんねるは、それ以前に隆盛したアンダーグラウンド掲示板「あやしいわーるど」や直接の派生元である「あめぞう」の流れを受けた文化を持っており、大半が固定ハンドルを用いることなく参加し、ネットスラングや絵文字が多用される。また、攻撃的言辞や不謹慎な書き込みも多い。多くのウェブサービスと違い、システム上名前を入力することが必須ではなく、そのため書き込みをする人も固定の名前を使うより「名無し」で発言することが多い。これはあめぞうからの影響が多大である。日本における最大の匿名掲示板である2ちゃんねるは、炎上現象の発生源になるなど社会や個人に様々な影響を与えており、2ちゃんねるからと思われる閲覧者をリファラやNGワード機能を用いてアクセス禁止にしているサイトもある。近年では2ちゃんねるの内容を編集し転載するまとめサイトが問題を拡大している。2ちゃんねるに書き込まれる情報には間違った情報も多く存在しているが、2ちゃんねる系まとめサイトは情報の真偽を確認せず転載し、間違った情報を広めてしまうことがあり、それによる抗議もある。その上、デマなどの間違った情報を流しても記事の削除だけに留めて謝罪をしないことがある。またスレッドの文脈を無視した編集がされる場合があり、時には本来のスレッドには存在しなかった書き込みを捏造する場合もある。これについて当時の2ちゃんねる管理人西村は「第3者に迷惑をかけ謝罪しない人物に2chの著作物を使われることは、不利益が大きいため、2chの著作物の利用を禁止します」「本人及び関係者による類似サイトへの著作物の利用も同様に禁止します」と悪質なまとめサイトに対して名指しで転載禁止の警告文を載せた。そして「発言の捏造、転載元が明記されていない著作物の利用に関しても、なんらかの措置をとる可能性があります」とも警告をした。また2ちゃんねるは、西村をはじめとした運営陣のほとんどがセキュリティ関連の知識に疎いと言われており、アクセス量に対して管理者が少なく、DoS攻撃やゼロデイアタックの攻撃対象となり得る。サーバのURLを2ちゃんねるに書くだけでも、ユーザーのアクセスが集中してDDoS攻撃となることもある。いずれにしても、総じてトラフィック上の負荷に与える影響は大きい。このため、2ちゃんねるのサーバは製マザーボードが用いられており、またネットワーク負荷に耐えるためにアメリカ・サンフランシスコ市内の、通称「365 Main」と呼ばれるインターネットエクスチェンジ網直結のインターネットデータセンターに設置されている。誹謗中傷や名誉毀損、第三者の個人情報、著作物の無断転載、薬物の密売情報などが書き込まれた際に削除依頼があっても、依頼者の望む対応が遅かったり、程度によって削除がされない場合がある。また独自の削除ガイドラインを守らない依頼者からの依頼は全く受け付けてもらえない。現実の法律での不法行為だと明確でも、2ちゃんねるが勝手に設定したルールに振り回される申請者が多い。そのため、2ちゃんねるの管理人(当時)の西村に対する訴訟があとを絶たない。西村は代理人弁護士を立てず主張もしないため、認諾(原告の主張を全て是認し、内容について一切反論しないと意思表示すること)したとみなされほとんどの裁判で敗訴している。さらに、最近は裁判に出席することさえしていないためその管理責任が問われている。インターネット・ホットラインセンターの2011年上半期の削除要請7528件中、無視されたものは3173件で、更にその9割以上(3000件程)を2ちゃんねるが占めたという。なお、西村はこれまでには、2006年8月に同男性が、東京地裁に情報開示を求める申し立てをしたにも関わらず、西村博之が出廷しなかったことや、その件で同年9月に下った仮処分命令を、西村が放置していたことから、一日あたり5万円の延滞金を要求し、それが100日以上分に膨れ上がった、という経緯がある。加えて16日には西村に対する破産宣告の第三者申し立ても行なった。このように繰り返し警告を受けていても、西村本人が十分な対策を行っていないため、同じトラブルが繰り返されている。ドメインは、2009年1月以降は第三者法人の所有となったことから、差し押さえはきわめて困難とされていた。しかし、2ちゃんねる内の書き込みを書籍化したものの印税が第三者法人ではなく西村に支払われていることから、両者は実質的に同一視できるという司法判断により、2010年1月に印税を差し押さえることで初めて損害賠償金が回収された。2ちゃんねるはその特性上、一部ではあるが、投稿による特定の個人に対するプライバシーの暴露や誹謗中傷を含む書き込みが存在している。2ちゃんねるに限った話ではないが、総務省が匿名掲示板で度々発生する人権侵害事案に対処するため、「名誉毀損・プライバシー関係ガイドライン」を改訂、書き込まれた内容について被害者本人に代わって法務省人権擁護局が削除を要請出来るようにする方針を決めた。このガイドラインに基づき、各地の法務局の人権擁護課が未成年犯罪者の実名掲載などの削除要請を行っている。これに対して当時の管理人・西村は、と述べ福岡法務局人権擁護部(削除依頼)の45、要請に応じなかった(法務省もこれに対する明確な答えを出していない)。西鉄バスジャック事件以降、誘発されるように犯罪予告を書き込んで逮捕される者や、それを実行に移し逮捕される者が現われる。また、爆破・殺人の予告書き込みによる逮捕者を輩出しているため、大きな事件があると、各板で頻繁に書き込まれている殺害・襲撃予告と事件の関連性を関係機関がチェックしているとされる他、警察庁のサイバーフォースが定期的に検索をかけ書き込みを監視している。また明らかにいたずら目的と思われる些細な犯罪予告の書き込みでも、他のユーザーが運営側に通報して逮捕などに至ることがあり、多くのユーザーの間では犯罪予告は禁句となっている。犯罪予告であるというだけでは2ちゃんねるでの削除基準に触れることはなく、証拠保全すべきものとして扱われているため、犯罪予告を削除依頼してもまず削除されることはない。だが、監視が頻繁に行われている一部の板では、管理人が犯罪予告と判断したスレッドを強制的に停止するという措置もとられている。その後は秋葉原通り魔事件を受けて、2008年にサービスを開始した予告.inに通報・自動通報されることで、ある程度は抑制・逮捕することが可能になったが、完全な撲滅には程遠い状況が続いている。さらに、デマや悪意のある書き込みで企業が不利益を被らないよう、それらの監視を専門とする部署を設けたり監視を外部に委託する企業が、大企業を中心に増えているとも言われており、実際に大手広告代理店の電通がガーラと業務提携し、掲示板における自社に関する書き込みを監視・通報するASPサービス「電通バズリサーチ」を顧客企業に有償で提供している(月額:105000円(消費税込)/1クライアント) 。これらの2ちゃんねるを使ったサービスの提供により利益を得ることは、ユーザーや運営側も当初から問題視されており、2005年頃にはトップページの下部にそれに対する注意を喚起する記載があった。また、パソコンが遠隔操作され4人が誤認逮捕されたパソコン遠隔操作事件では、2ちゃんねるが遠隔操作ウイルス感染のきっかけとなった。警視庁などの合同捜査本部は2012年11月26日、書き込みなどに使われたインターネット掲示板「2ちゃんねる」の関連先とされた会社への家宅捜索で、有料会員のデータや投稿マニュアルなどを差し押さえた。捜索は2012年8月9日、2ちゃんねるに東京都江東区で開かれたイベントをめぐり「コミケで大量殺人」と殺人予告が書き込まれたことで会場警備が強化された威力業務妨害容疑で行われた。2ちゃんねるへの一連の書き込みは送信元を特定されないように匿名化するソフトが使われていたが、一度だけソフトが使われていない可能性があることが判明した。キッズgooなどの一部の子供向け検索サイトではフィルタリングされており、フィルタリングソフトでは「掲示板」カテゴリに入っている。2007年2月にWebフィルタリング業者ネットスターが発表した調査によると、「小・中学生の2ちゃんねる利用率は12.2%」という結果が出ており、すでに小・中学生の1割以上が「2ちゃんねらー」であるとする統計がある。2ちゃんねるはありとあらゆるテーマの掲示板がジャンルを問わず存在し、交換される情報は非常に多種多様である。消費者や技術者などが商品・サービス・技術などに関する情報を交換するCGMサイトとして利用されている板や、学問上の議論に利用される学問カテゴリもある。しかし、それらが厳密な意味で「公正で偽りのない情報交換の場」、あるいは「明確な目的を持った学術的な討議の場」として正確に機能しているとは言い難く、利用者の良識に委ねられている。また、学問的な貢献の例としては、韓国の黄禹錫によるヒトの胚性幹細胞(ES細胞)の捏造の発見に、韓国の掲示板と共に貢献した(2005年12月)ケースがあり、福岡大学のNTPサーバへのアクセス集中問題の公表・解決に貢献したことがある(2005年1月)。災害時などには情報蓄積・提供サイトとしても利用され、2004年10月の新潟県中越地震では、Yahoo!掲示板や地震情報まとめサイトなどとともに個人レベルを中心とした情報提供に活用された。地震速報板などの地震専用板も常時開設されている。2ちゃんねるは「便所の落書き」という言われることがままある。例えば、2001年8月12日に東京・渋谷の株式会社アスキー本社で開催された「アスキーの西氏が取締役を退任」スレッドのオフ会で、西和彦は「"2ちゃんねるは便所の落書きみたいなものだ"」と、オフ会に参加していた管理人(当時)であった西村博之の前で語っている。この呼び名は2ちゃんねる内でも利用されることがある。2ちゃんねるは、「あやしいわーるど」や「あめぞう」等、それ以前から存在する同種の掲示板利用者から嫌われる傾向にあり、「痰壺」(たんつぼ)等と呼ばれることがある。開設者の西村博之は、それをブラックジョークとして、2ちゃんねるのトップページに「壷」を表示していた。政党レベルでは、2000年5月10日に民主党の菅直人が、自らを騙った人物のものと思われる「民主党の菅直人からみなさまにお願い」という書き込みを削除するよう、弁護士を通じて2ちゃんねるに通知書を送付している。鳩山由紀夫は「よく見るウェブサイト」として2ちゃんねるを挙げていたことがある。2007年の自由民主党の総裁選後に麻生太郎は、「自分は2ちゃんねるにたまに書き込む」と語っている。選挙の時期が来るたびに又吉イエスやマック赤坂を応援する内容の書き込みが多く投稿されるが、書き込みの大半は面白半分によるものなため、票には全く結びついておらず、一度も当選したことはなく落選し続けている。また特定の政治家や企業などのイメージダウンを狙った意図的なデマも頻繁に書き込まれており、与野党を問わず政党を中傷する怪文書的な書き込みも多く投稿されている。選挙のシーズンになるとこの傾向は一層に強くなる傾向にある。2007年の統一地方選挙の時期には、「反日団体が総がかりで応援しています」として、民主党を批判する内容の書き込みが各板に大量に投稿された。また、「社民党の福島瑞穂が朝まで生テレビで『警察官は拳銃を使用せずに丸腰で犯人逮捕に向かうべき』と主張した」という明確な証拠のない情報も大量に発信されている朝日新聞関係者による差別書き込みが確認されており(朝日新聞社員2ちゃんねる差別表現書込事件)、毎日新聞や産経新聞の関係者がfusianasanに引っ掛かるなど、マスコミ関係者の会社内PC経由の利用も確認されている。日本のマスメディアにおいて、各種メディアで「インターネットの掲示板で -」と報じられた場合は、2ちゃんねるを指していることがある。ただし、2ちゃんねる以外の電子掲示板のことを指している場合も当然存在する。また、2004年以降、テレビ番組でも2ちゃんねるや2ちゃんねらーが取り上げられるケースが増えてくるなど、一般的な2ちゃんねるのイメージが変わりつつあるとされる(ただし、必ずしも良いイメージとは限らない)。TBS系「Pooh!」やフジ系「EZ!TV」などの番組で紹介されるとともに、ハンドルネームを名乗って利用する者が顔出しで登場し、その度に実況板は利用者過多によりサーバが停止する程の祭りになった。また、芸能人が2ちゃんねるを利用していることを公言したり、青木さやか、長井秀和、南野やじなどのお笑い芸人がネタとして用いたり、品川庄司の品川が自身を「つまらない」と書かれた際「そんなことないよ、品川庄司おもしろいよ。」と書き込んだら「コイツ品川っぽくね?」と書かれたことを「行列のできる法律相談所」で明かしたり、爆笑問題が自身のアスキーアートを褒めたりするケースもある。すべてがそうではないが、芸能リポーターや夕刊紙、週刊誌が芸能ネタを探すのに利用していることもあり、それを逆手に取って架空の交際ネタや交際写真を捏造しリポーターなどに掴ませ、笑い者にしている例もある。特にアナウンサーがらみの交際ネタが多いとされ、アナウンサーの顔写真をポルノ画像に合成したアイコラ画像が2ちゃんねるから多く出回っており、そのことがテレビ局主催イベントでの過度の撮影規制の原因になっていると一部で言われている。論壇誌『諸君!』の「麹町電網(インターネット)測候所」は、ほぼ毎号2ちゃんねるを中心にした内容であり、2ちゃんねるとの紹介を図っている。後述する他のサイトなどの反応の、政治系サイトと類似している。『週刊文春』は、近い観点で批判したりしているので、新潮社と同様関係は良好とされることがある。毎日新聞は2007年1月1日に特集連載「ネット君臨」の第1部「失われていくもの」で、2ちゃんねらーの囃し立てた“死ぬ死ぬ詐欺”を、『難病児募金あざける「祭り」』と題して紹介した。赤報隊事件を賛美し時効を喜んだ書き込みなども取り上げたが、2ちゃんねる自体への批判ではなく、社会現象として取り上げた。しかし、奈良小1女児殺害事件などに関する犯罪報道では、確たる証拠もなく2ちゃんねらーが犯人ではないかと疑わせる報道を行うこともあった。メディアが何気なしに報道したものが2ちゃんねる内で爆発的に定着したものもある。「ニート」などがその代表例で、フジテレビ系「情報プレゼンター とくダネ!」でニート特集をした際、映っていた人物の顔や発言が極めて特徴的かつ自然的だったので、その人物のアスキーアートが作られ、顔部分が他の物に差し替えられた変造版も含めて、瞬く間に2ちゃんねる中に定着していった。2ちゃんねるを転載し商用利用する成功報酬型広告ブログ(以下「アフィリエイトブログ」)などのまとめサイトが多く、一部のまとめサイトは盛り上げるために対立煽りをしたり、レスを捏造したりしたとされる。その中で転載を禁止するニュー速(嫌儲)板の創設や一部のまとめサイトに対して転載禁止を通告するなどの対応が2ちゃんねるによって取られた。2014年3月、2ちゃんねらーたちによる投票により複数の板が転載禁止になり、その後ジム・ワトキンスにより2ちゃんねるの全ての板の書き込み内容が転載禁止となった。2ちゃんねる (2ch.net) はスレッドフロート型掲示板の一種であるが、その元になったあめぞう以外にもスレッドフロート型掲示板が存在する。下記に主なものを列挙する。なお、2ちゃんねると直接関係がない掲示板群も含まれる。創設以来管理人であった西村博之は、2009年1月、2ちゃんねるを名義上シンガポールのパケットモンスター社に譲渡し、同5月には『僕が2ちゃんねるを捨てた理由』という本を出して2chを手放したと公言していたが、運営には止まり実権は保っていた。しかし、2014年2月19日、N.T.Technologyは西村を含む「2ch.net」の運営者解任を発表しジム・ワトキンスが新管理人となった。2014年4月1日、運営から外されたことについて西村は「違法な乗っ取り行為である」と自身の設けた2ch.sc上で宣告。これに対し、ワトキンスは「2ch.net」のドメインは「Racequeen,Inc」が所有し、現在の運営体制にも違法性は無いとした上で、西村に対する法的対応を検討すると応酬した。このような流れを受けて、そもそも西村が2ちゃんねるを手放したと公言していたため、2ちゃんねらーたちは「西村が嘘つきだ」とバッシングをした。この騒動の後、元管理人の西村は2ちゃんねるに似せた「2ch.sc」を新たに作り公開したが、その主要部分は「2ch.net」を複製した掲示板となっている。「2ch.net」は、2ちゃんねるから書き込みを転載したまとめサイトがデマを流したり、恣意的な編集で第三者に迷惑を掛けることから全ての板の書き込み内容が転載禁止であり、一部の板の名前欄は「@転載禁止」となっているが、「2ch.sc」ではそれを消して無断で転載を許可しており大きな問題となっている。2014年10月には「2ch.net」で新たな転載対策としてコピーライトを表示させる「ageteyon」「sageteyon」を公開したが「2ch.sc」が対策をしたためいたちごっこが続いている。「2ch.sc」では、「2ch.net」からコピーされたレスのID末尾に.netと付く。また、「2ch.sc」へ書き込むと「2ch.net」とのレス番のズレが生じる。西村は、自身が新たに管理人に就任した4chanにおいて、ジム・ワトキンスを相手取って日本において訴訟を起こしたこと、審理開始は2015年11月であることを表明した。2016年7月、世界知的所有権機関(WIPO)は西村による「2ch.net」のドメインが不法占拠されているとして調停・仲裁センターに申し立てていた件で申し立てを却下した。これによりRace Queenは「2ch.net」のTOPページにおいて「西村氏によるこれまでの一連の主張は全くもって虚偽で2ch.sc含む西村氏の言動は運営を妨害する違法行為なので今後厳正に対処する」とコメントをした。2016年5月-7月、西村が日本国内における「2ch」「2ちゃんねる」の商標権を取得。これによりドメインネーム"2ch.net"はRace Queenが、日本国内における「2ch」「2ちゃんねる」の商標権は西村が取得している状況となった。

出典:wikipedia

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