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ワン・ワン・ライス

ワン・ワン・ライスは、細川内閣、羽田内閣にて与党の要職に就いていた小沢一郎、市川雄一、米沢隆を総称して指す言葉。特に、小沢と市川の関係は「一・一ライン(いち・いち‐)」と呼ばれた。小沢一郎の一(one)、市川雄一の一(one)、米沢隆の米(rice)に因んで命名された。細川政権、および、羽田政権にて、三者とも与党各党の幹事長級の職に就いており「与党代表者会議」のメンバーであった。羽田政権崩壊後、小沢、市川、米沢の3名は羽田政権時の与党議員を中心とする新進党の結党に揃って参加した。ただ、細川政権時、ワン・ワン・ライスは大きな発言力を保ったものの、与党内部が全てワン・ワン・ライスの考えに賛同していたわけではなかった。特に、与党幹部であった大内啓伍、村山富市、武村正義は、ワン・ワン・ライスと意見を異にすることが多かった。大内啓伍の大(big)、村山富市の村(ムラ)、武村正義の村(ムラ)に因んで、彼らを「ビッグ・ムラ・ムラ」と総称するマスコミもあった(TBS放送のブロードキャスターなど)。羽田政権にて武村率いる新党さきがけは閣外協力に転じ、村山率いる日本社会党は連立政権から離脱したため、両者とも新進党の結党には参加していない。また、羽田政権の与党である民社党に所属していた大内も、新進党には参加しなかった。のちの村山政権では、大内、村山、武村のいずれもが与党に所属していた。平成元年(1989年)、第15回参院選で大敗した自由民主党は内閣・党執行部を刷新、党総裁に海部俊樹が、党幹事長には小沢が就任した。新執行部の課題は過半数割れした参院対策であった。そこで小沢は公明・民社両党の協力が必須として公明党書記長の市川・民社党書記長の米沢に接近した。第15回参院選、平成2年(1990年)の第39回総選挙では、野党で日本社会党が議席を大きく伸ばした。また、参院選では社公民統一候補の連合の会も初登場で12人中11人当選という成果を上げた。しかし、公明・民社両党は議席を減らし、特に民社は総選挙で結党以来最低となる大敗となった。市川・米沢は党勢の停滞に危機感を持ち、かつ現実路線に移行しない社会党に失望、社公民路線の転換を検討していた。平成3年(1991年)、小沢は東京都知事選挙において現職の鈴木俊一の推薦に否定的であった公明党の意向を汲み、磯村尚徳を擁立(自民党本部・民社党本部・公明党都本部推薦)するも敗北、小沢は責任をとって幹事長を辞任したが自公民の協力関係の礎を築く事に成功した。平成4年(1992年)、PKO国会で社会党が日本共産党と徹底抗戦する中、政府・自民党案の修正に公明・民社は合意し成立させ、社公民路線は終焉、自公民路線へ舵を切った。しかし自民は、公明・民社を表向きはあくまで野党として扱った。同年の第16回参院選では、公明は一部で自民と選挙協力を行ったが、民社は連合を介した社公民の枠組みでの選挙となった。しかし、PKO法で対立した両党の協力がうまく行くはずもなく、民社は改選議席を維持したが、社会は大敗。連合の会の公認候補は全滅した。平成5年(1993年)、自民党最大派閥の竹下派の内部対立から始まった権力闘争の結果、小沢・羽田孜らは竹下派から離脱して羽田派を結成し「政治改革」を唱えて自民党を離党、新生党を結成した。新生党は社会・公明・民社と連立政権樹立で合意し、細川護煕率いる日本新党・武村正義が代表の新党さきがけを取り込んで非自民・非共産連立政権の細川内閣が発足した。与党となった各党党首はすべて閣内に入ったため、党の意思決定は幹事長クラスの会議『与党代表者会議』で行われる事になり、小沢(新生党代表幹事)、市川、米沢が与党第一党の社会党を抑えて主導権を握った。平成6年(1994年)4月、細川首相が辞任を表明すると、羽田孜が後任の首相となったが、社会は閣外協力に転じた。さらに、民社の大内啓伍の提案で、社会・さきがけに断り無く、残りの与党各党で院内会派改新を結成。与党第1会派となり、国会内でも社会に対して主導権を握ろうとしたものだが、社会は反発して与党を離脱し、さきがけも閣外協力に転じたため、羽田内閣は少数与党に転落した。野党となっていた自民が羽田内閣不信任案を提出すると、可決必至の情勢となり羽田内閣は総辞職した。自民は社会の村山富市を首相にする条件で自民・社会・さきがけの3党連立政権にこぎ着け、与党復帰を果たした。会派「改新」は対抗して新進党を結成したが、野党暮らしが続くと自民に移籍する議員が続出し、党内の内紛も絶えず、1997年12月に解散した。

出典:wikipedia

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