天草四郎時貞(あまくさしろうときさだ)は、SNK(SNKプレイモア)のテレビゲーム『サムライスピリッツ』シリーズに登場する架空の人物。江戸時代初期に勃発した大規模な反乱である島原の乱で死んだ実在のキリシタン・天草四郎をモチーフにしたキャラクターである。島原の乱にて、「神の子」と信望を集め、自身も地上の楽園を夢見て一揆軍とともに原城に立て篭もって戦った。神を信じて救いの手を求め続けるも、徳川の軍隊による総攻撃を受けて自害。死後、江戸幕府への憎悪の念に駆られたまま冥府魔道を彷徨っていた天草の魂は、禍々しき暗黒神・アンブロジァの手により、その使徒としてこの世に復活する。その後、父・服部半蔵との歴然とした力の差に劣等感を抱いていた服部真蔵を襲い、体を乗っ取る。肉体を手に入れた天草は、南米・グリーンヘルへ向かい、宝であるパレンケストーンを強奪し、自分の武器「ガダマーの宝珠」とする。宝珠の力により、天草は完全復活を遂げる。亡霊として蘇った天草は、日本の各地に厄災をもたらす。『SAMURAI SPIRITS』の最終ボスとしてプレイヤーと戦う。同作にてプレイヤーに倒されて消滅したと思われたが、『真SAMURAI SPIRITS -覇王丸地獄変-』(以下『真』と表記)では、覇王丸など、一部のキャラクターの味方として登場(デモのみ)する。『サムライスピリッツ -斬紅郎無双剣-』(以下『斬紅郎無双剣』と表記』)では、鬼と呼ばれし壬無月斬紅郎を倒すことで、暗黒に染まりきった天草にとって活力になると考えている。本作では最初から使用可能。『サムライスピリッツ -天草降臨-』(以下『天草降臨』と表記)では善と悪に魂が分かれた2人の天草四郎時貞が登場する。『天草降臨』では、プロフィールも善と悪が個別に設定されている。魂が分かれたのは、『SAMURAI SPIRITS』で敗北したことが原因である。『斬紅郎無双剣』に登場している天草は「悪」側(ただし、見た目は『天草降臨』の善と変わらない)。『サムライスピリッツ 天下一剣客伝』(以下『剣客伝』と表記)に登場するのは悪の魂を持つ天草。『真』の中間デモに登場するのは善の天草である。面長の顔と目付き、真っ赤な色をした唇、長く伸びた爪をしており、身に纏う衣装は美しくも邪悪な雰囲気を漂わせる。食らい判定が消滅する前後への高速移動「逢魔刻」、宝珠を用いた飛び道具をはじめ、特異な性質の技が多く、それらを駆使した独特の戦闘スタイルを取る。『斬紅郎無双剣』では、しゃがみ足払いの威力が非常に高く(通常の2倍)、連続ヒットする。密着状態で当てれば4ヒットし、体力の約半分を奪ううえに相手は気絶するという驚異的な性能を持つ。『剣客伝』では、近距離モードと遠距離モードという2つのモードを切り替えて戦うスタイルとなった。これらのモードは通常技が変更されて、使用できる必殺技が異なる。見た目では宝珠の色が異なる。ロールプレイングゲーム作品『真説サムライスピリッツ 武士道烈伝』(以下『武士道烈伝』と表記)の「邪天降臨之章」では天草が最終ボスとなっており、物語に深く関わっている。その過程で天草にゆかりのある人物が登場する。
出典:wikipedia
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