『ミラクルジャイアンツ童夢くん』(ミラクルジャイアンツどうむくん)は、原作:石ノ森章太郎による日本の漫画作品。テレビアニメ化されて、1989年4月2日から1990年3月25日まで、日本テレビ制作・日本テレビ系列で放映された。全49話。子供達のプロ野球離れが話題になっていた当時、子供達の人気を呼び戻すために、子供がプロ野球選手として活躍する作品として作られた。また、1988年に完成した東京ドームのイメージキャラクターとして1989年から1991年までの間、東京ドームで巨人の選手がホームランを打つと童夢くん人形が手渡されていた。作品は読売ジャイアンツとセントラル・リーグの全面バックアップを受けており、巨人のみならず、セ・リーグの各球団に当時在籍していた選手や監督だけでなく、東京ドームを始めとする各球団のフランチャイズ球場、そして、当時の巨人北海道シリーズの舞台、札幌市円山球場が実名で再現され、登場する。番組の終わりには巨人の選手・コーチによる野球指導の「童夢くんのジャイアンツ・いれコミ情報!」のコーナーもあった。漫画版は石ノ森章太郎を原作者とし、学研の『学習』各誌で1988年8月号から連載が始まった。各学年ごとに複数の漫画家によって描かれており、年代に応じてメインキャラの年齢、登場人物に変化が加えられていた。童夢のデビューから紅跳馬&ドードのコンビとの対決までの展開はどの学年も同じであったが、それ以降の展開や登場人物は学年によって異なり、連載の終了時期も学年によって異なっている。連載が開始された1988年8月号から1991年3月号の間では各連載作品の掲載誌の学年に変化はなかったが、購読者側が掲載誌の学年を繰り上げた事で連載作品が変わってしまった事を踏まえた為か、1991年の4月号からは掲載誌の学年が1学年ずつ繰り上がっている。プロ野球選手となるためには年齢制限があるが、優秀な才能を持つ子供達を発掘するために、年間出場回数や出場可能時刻など、児童保護のための多くの限定付きながら、年齢制限が撤廃された。各球団は優秀な才能を持つ子供達の発掘に努め、並み居るプロ野球選手に勝るとも劣らない子供達が球界で活躍し始めた。これらの魔球はそれぞれ、「童夢スペシャル○号」と呼ばれた。アニメ版ではストレート系が中心だが、漫画版は変化球系が中心になっている。当初の魔球は東京ドームの特質を利用したものだったが、アニメ版では3号、漫画版では4号以降、利用しなくなる。ライジングシャインボール、コズミックサイコボール、宇宙遊泳は全ての球場で使用可能であった。オリジナル・サウンドトラックは、カセットのみで発売された。主題歌を除くBGM類はCD化はされていない。※放送日時は1990年3月終了時点、放送系列は放送当時のものとする。1996年にCSのファミリー劇場で全話再放送されていたが、以降はCSなどで再放送されない作品の一つとなっており、VHSによる一部エピソード(10話までとスペシャル)を除いてソフト化されていない。現在は閉鎖されている渡部高志のウェブサイトに「洪水のためぎゃろっぷの倉庫にあったマスターテープが水没した」との記述があり、それが理由とも言われている。
出典:wikipedia
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