2006 ワールド・ベースボール・クラシック・メキシコ代表（2006 - だいひょう）は、2006年3月に開催されたワールド・ベースボール・クラシック第1回大会に出場した、野球のメキシコナショナルチームである。メジャーリーガーを中心に、リーガ・メヒカーナ・デ・ベイスボル（メキシコ夏季リーグ、メキシカンリーグの一つ）の選手やマイナーリーガーなどで構成された。監督はフランシスコ・エストラーダが務めた。1次リーグは大方の予想に反して首位で通過した。2次リーグでは最下位に沈んだものが、2次リーグの日本戦を除き、失点は2点以内に留まった。最終戦でアメリカ合衆国から2点を奪って勝ったことで、日本が準決勝進出することになった。結果としてメキシコが日本の優勝を間接的に手助けした、とも言える。2次リーグ敗退（大会通算成績：3勝3敗）POOL B で2勝1敗。アメリカ合衆国、カナダと並んだが、失点率で両者を上回っていたため首位で通過。POOL 1 で1勝2敗。日本、アメリカ合衆国と並んだが、失点率で両者を下回っていたため最下位となり、敗退。一塁塁審のボブ・デービッドソンがマリオ・バレンズエラのライトポールに当たった打球を二塁打と判定し、物議を醸した。その後バレンズエラはホルヘ・カントゥの安打で生還している。日本が準決勝に進出できたのはメキシコがアメリカを2－1という接戦で下したおかげだということで、感謝の意を表す日本人によるものと思われるメールが駐日メキシコ大使館に殺到した。この現象は2次リーグ最終戦終了直後から日本優勝後まで続いた。

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