太白山(たいはくさん)は、宮城県仙台市太白区茂庭にある山。山頂部にある三等三角点「生出森」の標高は320.61m(2014年4月1日)。かつては「独活(うど)ヶ森」「おどが森」「生出森」と呼ばれていた。現在の山名「太白山」は、『「太白星」(金星)が落ちて出来た山』という伝承に由来し、所在する太白区の由来ともなっている。仙台富士または名取富士とも呼ばれる。仙台平野の広い範囲から眺められるのみならず、太平洋・仙台湾の沖合いからも容易に確認することが可能。その姿は縄文時代から人々の親しみと信仰の対象となってきたと考えられており、平安時代初期の大同2年(807年)には山頂に貴船神社()が祀られ、奥州合戦最中の文治5年(1189年)には源頼朝が鶴岡八幡宮勧請した生出森八幡神社(、)も鎮座する。標高が320.6mと低く、初心者でもハイキング感覚で登れる登山道がある。東側の山麓には仙台市管理の太白山自然観察の森()があり、茂庭台小学校や太白小学校、人来田小学校(登山口に最も近い)の校外学習の場として利用されている。また、太白山麓(仙台市道茂庭佐保山線)は国道286号線の裏道として地元住民(高校生など)に利用されている。砂利道ではあるものの車一台分の通行スペースはあり、茂庭台と太白団地を結んでいる。ただし、きちんと整備されている道路ではないため冬場は積雪により通行不能となることもしばしばある。太白山の入口は茂庭台入口と人来田団地入口の二箇所がある。また、太白団地からは自然観察の森経由で登山口に行くことができる。すべて車での乗り入れが可能であり、生出森八幡神社の鳥居前には駐車場もある。山頂への道は、鳥居をくぐり、生出森八幡神社を経由して、山の東側から岩場の急傾斜を登る。山頂から北東方向に伸びる尾根に出ると傾斜が緩み、すぐに山頂に至る。なお、鳥居前の駐車場から少し西側に寄ったところに、もう一つの登山道の入り口がある。こちらは獣道に近い状態で、山頂直下から西南方向に伸びる尾根を登っている。歩く人は少ないが、ワイルドな趣があり、カモシカを見かけることもある。山頂直下はかなりの急傾斜になり、手がかり足がかりを求めて登ることになる。山頂の貴船神社の祠のすぐ横に出る。
出典:wikipedia
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