風間 蒼月(かざま そうげつ)は、SNK(SNKプレイモア)の対戦型格闘ゲーム『サムライスピリッツ』シリーズに登場する、架空の人物。この項目では彼と関係が深い、水邪(すいじゃ)についても説明する。『サムライスピリッツ 天草降臨』で初登場したプレイヤーキャラクター。蒼月と同じく『天草降臨』で初登場した風間火月とは兄弟関係にあたる。風間流忍者で水系の技を使う。戦闘中は腰の忍刀・青龍に水滴が付着している。刀を手放すと水の技が一切使用出来なくなる。キャラクター設定では、冷たい感じのする美男で、例え笑っていても目が笑っていない男。脚まである長髪を輪を作るように折り曲げて、毛先を上向きに噴水のような形状にして一つに結んでいる。青龍は『天草降臨』と『零』と『零SPECIAL』と『天下一剣客伝』ではごく普通の彎刀(わんとう)であったが、『侍魂』と『アスラ斬魔伝』のみ特殊な形容をしており、直刀の普通の忍刀とは違って、長く大きい弓形に反った刃となっている。性格は冷静沈着で、どんな任務も私情を挟む事無く遂行し、忍者として里一番の使い手である。やや人を見下している節がありる。どのような人物が相手でも丁寧な言葉で対応するが、対戦相手に勝利すると相手の弱さに対して失笑したり「その程度か」等と言い放つ。その一方でほとんど表に出さないものの、火月の好物である牡丹を狩る事が特技だったり、火月と葉月を見守る時を平和と感じているなど本質的には弟妹思いな一面もあり、ある事件(下記参照)の任務を意外な方法で完了させる。家族構成は火月の他に、葉月という妹がいる。葉月は『天草降臨』の際に天草四郎時貞に壬無月斬紅郎制御のために攫われ、火月は妹を助ける為に抜け忍とならざるを得なくなる。これをきっかけに、火月とは抜け忍・追い忍の関係になる。ほぼ全てにおいて弟の火月とは正反対のキャラクター設定である。赤がイメージカラーの火月に対し、青がイメージカラーの蒼月、火月の火使いに対して蒼月の水使い、接近戦を得意とする火月に対して遠距離戦が得意な蒼月、猪突猛進で表情変化の激しい火月に対して冷静沈着でほぼ無表情な蒼月と対のようになっており、顔も全くタイプが異なるが、身に着けている衣装が全く同じ形ということと、どちらもツリ目という所は同じである。『SAMURAI SPIRITS ~侍魂~』では、頭領から直接密殺の任務を請け負うが、頭領の尋常ならざる表情に興味を持ち、独自に調べた結果、密殺の対象が謎の人形師であることが判明する。エンディングでは任務を遂行して、人形師(=壊帝ユガ)の死体を見下ろしながら呟いたセリフで、はっきりと養父が人形師に殺されていたことがわかる。その後、茂みに隠れていた火月を挑発して引きずり出した挙句、火月の攻撃を「月隠れ」でかわしてその場を去る。火月が悔しがっているところで終わっている。『SAMURAI SPIRITS 2 ~アスラ斬魔伝~』の修羅サイドは里を抜けた火月を始末するため、再び追い忍となる。一方の羅刹サイドは「青龍」の力に身を任せ暴走した姿である「水邪蒼月」。外見も蒼月から大きく変わっている。しかし蒼月の潜在的な自我はしっかり存在して、表面的な水邪の意識を支配している。エンディングでは、壊帝ユガを倒した後に寛政三年に急逝した頭領の後を継ぎ、風間忍軍の頭領に就任したとある。その後、肥前藩主に続き、幕府にもその力を認められ、江戸幕府滅亡まで伊賀忍軍とともに忍びの世界を掌握したとされる。その後「青龍」は所在不明となる。火月の始末に関しては、最終的に葉月と共にわざと見逃すことにする。一方、風間忍軍側に対しては「始末した」と報告した(これを2回も行っている)。その結果、風間忍軍頭領となり上記に至る。『天下一剣客伝』では火月EDでは火月が炎邪・水邪を滅した事からそれを口実に頭領を説得して火月達を里にいられるようにし、蒼月EDでは自分の炎邪・水邪を滅した手柄を火月のものにして同様に里にいられるようにした。『真説サムライスピリッツ 武士道烈伝』のネオジオCD版の緋雨閑丸を主人公としたおまけシナリオでは、本編に登場しない蒼月が火月を追いながら通り過ぎるポイントがある。初登場は『サムライスピリッツ零』。技は『天草降臨』の風間蒼月(羅刹)、外見デザインは『アスラ斬魔伝』の風間蒼月の羅刹キャラクター・水邪蒼月をベースに作られた(あくまでも「ベース」であって、デザインや技に違いは多々ある)。蒼月に輪をかけた自信家で、自らを神と称している。また、必殺技は全て空中で入力するものになっている。『アスラ斬魔伝』の水邪蒼月と混同・同一視されることがあるが、異なる存在である。もっとも、水邪は『零』エンディングで青龍に封印されているので『アスラ斬魔伝』で蒼月が身を任せた「青龍の力」が水邪のものであるという解釈もできないことはない。闇キ皇(くらきすめらぎ)の持つ「人魔一体の秘術」を狙っていた。身体を手に入れ完全復活を果たせば、己の能力を100%出すことが出来るためである。そのため、自分の器として人間の女に蒼月を産ませる。18年後に十和田湖へ調査にやって来た風間忍者の身体を乗っ取り、その身体を仮初めの身体として、蒼月の身体を狙う。しかし蒼月の身体を乗っ取ることはおろか、蒼月の妹・葉月の持つ「封魔の力」により、青龍に封印されてしまう。『天下一剣客伝』では、炎邪に葉月をさらわせ、水邪自らが張った結界に彼女を閉じ込める(そのため葉月を救出するために火月は抜け忍となり、蒼月が2人を始末するため追い忍となった)。『天下一剣客伝』で初めて、かつて劉雲飛の弟子であった事や、魔界の力に魅せられ、後の炎邪と共に魔界へ行き魔物化して水邪になった事が明かされている。水邪サイドのエンディングでは、念願の蒼月の身体を乗っ取り、同じく火月の身体を乗っ取った炎邪が世界を破壊した後を継いで再生を行い、創造神となっている。蒼月サイドのエンディングでは再び封印されている。『サムライスピリッツ零』の闘劇では、優勝者が使用したキャラクターである。元は羅刹蒼月の技だったものが多い。また、前述のとおり、必殺技は(絶命奥義の平等カツ神聖ナル裁キを除いて)全て空中で入力するものになっている。
出典:wikipedia
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