グラニュ・レイテッドハピネスは、かつてTBSラジオにて放送されていた商品宣伝企画のためのラジオ番組および、声優・西口有香主演のドラマCD・ドラマDVDである。高校を卒業後、フリーターとなった少女(ムラカミイノリ)がある日の夜、1人の女性(マリモキョウコ)と出逢う。キョウコとの交流を交え、1人の少年(ユウナギナツヒコ)のことや、キョウコのこと、友人たち(セガワサチ、イノウエトモコ)のこと、自分のこと、家族のこと、世間のことを見廻しながら「うん」と納得するまでの出来事を描く。※ フルネームはメインキャラクター。苗字のみはサブキャラクター(ただし、ニシキギはメインキャラクター)。ドラマCDとドラマDVDは、ストーリー自体は全く同一であり、違いは無い。唯一の違いは、DVD版の方にエンディングテロップが流れるということだけである。当作品はキャッチコピーにもあるように「絵の無い映画」というコンセプトで作られている。そのため、DVD版の方においても画像は一切なく、再生中も画面は黒いままである。この作品の主題歌『たとえば、春のしあわせのように』はチューリップのリーダーとして知られる財津和夫による作曲であるが、活動路線が異なることもあって西口と財津の間に接点は無く、財津は西口の存在すら知らなかった。そういった事情もあり、財津は西口への楽曲提供に難色を示したという。財津自ら西口に歌唱指導を行ったが、まだ新人に等しい西口が既に大御所の域に達している財津を納得させられるだけの歌唱力を発揮できるはずもなく、何度となく財津を怒らせてはその度に灰皿などを投げつけられるという厳しい収録になったことを西口本人が番組内で語っている。通常、背景を演出するために登場するキャラクターや、姿・形が無い声だけの出演となる、いわゆる「ガヤ」には名前が必要ないため、役名が存在しないというのが暗黙の常識であるが、この作品に登場する人物にはメイン・ガヤに関係なく「居酒屋の客」として登場するガヤ以外は全ての登場人物に固有の役名が存在するという特異な作品である。また、メイン・ガヤに関係なく、役名は全てカタカナ表記であり、漢字・ひらがなでは表記されない点でも特徴的な作品である。
出典:wikipedia
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