町田市玉川学園地域コミュニティバス(まちだしたまがわがくえんちいきコミュニティバス)は、町田市玉川学園地区内で運行されているコミュニティバス。愛称は「玉ちゃんバス」である。運行担当は小田急バス町田営業所。玉川学園地区は、坂道や狭い道が多い住宅密集地であることから、通常の路線バスが走れない場所が多く存在した。そこで、交通空白地域を解消するため、コミュニティバスを導入することになった。そして、玉川学園の地域住民で組織された玉川学園コミュニティバス推進委員会が発足し、町田市・玉川学園コミュニティバス推進委員会・小田急バスの三者協働によって、2005年3月21日から試験運行を開始し、翌年の2006年3月21日に正式運行となった。運行路線が赤字となった場合、町田市が年間400万円を上限に補助金を支出して赤字を埋めることになっており、赤字が400万円を超えた場合は路線廃止の対象となるが、2005年の試験運行開始以来、北ルートと東ルートについては赤字は出ておらず、黒字を維持している。2015年度の年間乗車人数は、北ルートが249,544人(1日平均乗車人数は684人)、東ルートが342,058人(1日平均乗車人数は937人)である。運賃運転日小田急線玉川学園前駅(北口)を起点に右回りの環状ルートで運行する。2007年3月20日以前はこのルートしか存在しなかったので、単に「玉川学園循環」と呼ばれた。一方向のみの循環なので乗車停留所により目的地まで時間がかかる場合がある。玉川学園前駅発6時台から21時台の間に25分または30分間隔で36本が運行されている。その内、日中9本が集会施設「さくらんぼホール」を経由するルートを走る。2007年3月21日には「夕日ヶ丘」バス停を移設し、「玉川学園なかよし公園」バス停が新たに設けられた。その為、一部ルートの変更が生じた。但し所要時間に変更は無かった。なお、玉川学園前駅を挟んでの乗り通しは出来ない。第1便は金井小学校始発、最終便は有楽入口まで運転。従来、神奈川中央交通の運行範囲内である玉川学園駅周辺を運行しているが、神奈中バスの運行本数が非常に少ないため、競合と呼べるような状態は発生していない。沿革2007年3月21日に新規に作られたルート。つつじヶ丘以降では左回りの一方向の循環運転を行っている。北ルートが駅の北口から発車するのに対し、東ルートは駅舎を挟んだ駅南口からの発車となる。駅からは成瀬台方面へ向かう。成瀬台は町田市内に存在するものの、横浜市青葉区との都県境を成す地域であり、青葉区内にある奈良北団地に近い。現在玉川学園前駅から直接奈良北団地へ達するルートは、一般路線としては道が狭く、コミュニティバスとしては「市境を越してしまう」との理由で実現されていないため、成瀬台の住民以外に奈良北団地の住民にとっての利便性も兼ね合わせている。この東ルートは、全経路が町田市内を通るために早めに実現できたわけである。なお、玉川学園前駅南口を挟んでの乗り通しは出来ない。玉川学園前駅南口発6時台から21時台の間に30分または36分間隔(平日は朝夕に8分・22分間隔になる時間帯あり)で39本(土曜日、日曜日、祝日、8月13日 - 16日、12月30日 - 1月3日は30本)運行されている。日中の8本が集会施設「こすもす会館」を経由する。従来、神奈川中央交通の運行範囲内である成瀬台地域を経由している。神奈中バスとの競合は、東玉川学園四丁目 - 昭和薬科大学の間である。沿革2016年2月1日に新規に作られたルート。小田急線玉川学園前駅南口を起点に8の字の環状ルートで運行する。玉川学園前駅南口発6時台から21時台の間に25分または30分間隔で36本が運行される。当初は2007年度中に開業予定であったが、運行経路に狭隘区間などが存在し、運行上の支障になるとして認可が下りず、路線開設が難航していたことから、町田市では狭隘区間の拡幅や安全対策の工事を2015年度前半に実施し、対向車に電光表示板でバスの接近を知らせる「対向車接近表示システム(バスくるヒカルくん)」が沿線の計3ヶ所に設置された。2016年7月16日には途中に「松見ヶ丘尾根」、「松見ヶ丘東」、「無窮坂上」バス停の合計3ヶ所が、新たに設置された。但し所要時間に変更は無い。沿革幅2m・全長7mクラスの小型低床ノンステップバス(三菱ふそう・エアロミディME、日野・ポンチョ)を使用。車体には、地元在住の漫画家みつはしちかこ作の『ハーイあっこです』のキャラクターがラッピングされている。正式運行開始当初は、エアロミディのCNG車(F565・F566・F567号車)のみを使用していたが、車両の転属や増備で、現在はエアロミディ(F564号車)とポンチョ(F165号車)のディーゼル車も併せて使用されている。
出典:wikipedia
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