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五稜郭 (テレビドラマ)

『五稜郭』(ごりょうかく)は、1988年12月30日、12月31日に日本テレビで放映された日本テレビ年末時代劇スペシャルの第4作。戊辰戦争、特に箱館戦争を通して榎本武揚の半生を描いた作品である。主演里見浩太朗。「年末時代劇スペシャル」の人気が高い時期の作品で、局側の力の入れようも相当であり、製作費は約10億円といわれる。本編時間も、前年の「田原坂」よりやや短縮されていたが、約4時間50分という堂々たる時代劇大作であった。一昨年の『白虎隊』のストーリーの後日譚的部分もある。DVDが発売・レンタルされており、またビデオ版もレンタルされている。"今から120年前の慶応4年、ここで戦いがあった。徳川260年の幕藩体制を壊滅させた維新の戦いは戊辰戦争をもって終結したわけではなかった。事実は、この蝦夷地に諸外国も認めた一つの政権が誕生し、それを制圧して維新の大業が完成を見るには、翌明治2年の夏まで待たなければならなかったのである。当時その男達は夢を見た。鳥羽・伏見の戦いで始まる戊辰の戦いに敗れた一握りの幕臣たちは見果てぬ夢を追った。我々にはまだ蝦夷がある。蝦夷には広大な新天地がある。ある者は武士としての意地から、ある者は新政府に対する批判から。この男達は様々な思いを秘めて一隻の船に夢を託した。その船の名を開陽丸といい、北斗の星にも似た彼らの夢の城を五稜郭といった……"オランダに留学していた榎本釜次郎(武揚)は、開陽丸に乗って日本に帰国後、佐藤泰然の孫娘・多津と結婚。しかし、彼が力を尽くそうとしていた徳川幕府はすでに崩壊の時を迎えようとしていた。長崎海軍伝習所時代の先輩勝海舟が幕府の幕引きを務める中、最強の海軍を率いる榎本は勝に反撥し、同様の不満をかかえる新選組副長土方歳三ら多くの幕臣達と共に北の果ての大地、蝦夷に向かう。そこには榎本らの夢があった。だが、蝦夷地の気候を甘く見た榎本らは旗艦・開陽丸を座礁させてしまった。日本初の選挙によって蝦夷共和国総裁に選ばれた榎本は、蝦夷を独立国とすべく外国と交渉する。一方開陽を失った軍事力を恢復するため、土方らは宮古湾へ向けて出航する。明治新政府が誇る最新艦甲鉄(ストーンウォールジャクソン)号をアボルダージで奪うためである(宮古湾海戦)。しかし政府軍参謀黒田清隆はこの作戦を察知。アボルダージは失敗に終わり、次第に劣勢に追い込まれた蝦夷軍はじわじわと追い詰められる。土方や中島三郎助も戦死。切腹しようとする榎本を松平太郎・大鳥圭介・大塚霍之丞らが押しとどめて降伏を説得。箱館病院長高松凌雲の仲介の下、蝦夷共和国軍は降伏した。榎本は逆賊として捕えられたが、黒田や福澤諭吉、それに義理の祖父佐藤泰然らの尽力により赦され、政府に仕官する。数年後、樺太千島交換条約批准のため、ロシアへの全権大使として黒田から推薦されサンクトペテルブルクへ赴いた榎本は、帰路シベリアに立ち寄る。蝦夷に似たシベリアの広大な大地を目にした榎本に去来した想いは何だったのか……杉山義法は、『忠臣蔵』『白虎隊』『田原坂』に続き、『年末時代劇スペシャル』4作目の脚本執筆となる。忠臣蔵・白虎隊・田原坂が日本人の好む「滅びの美学」「自裁の美学」を強調した内容であったので、杉山は「(脚本家の立場として)私としては、もう主役が死ぬ内容の脚本を書きたく無い」という思いから、主要人物が死なない題材を探していたところ、箱館戦争に行き着いたという。

出典:wikipedia

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