「もみじ」は、高野辰之作詞、岡野貞一作曲の唱歌である。1911年(明治44年)『尋常小学唱歌(二)』にて発表された。作詞者の高野辰之は、碓氷峠にある信越本線熊ノ平駅(現在は廃線)から紅葉を眺め、その美しさに惹かれてこの詞を作ったという。ただし、岡野作曲説は学問的には疑わしいとする説もある(岡野貞一の項参照)。2007年(平成19年)に日本の歌百選の1曲に選ばれた。「もみじ」は唱歌の中では初期に作られた合唱曲である。1951年(昭和26年)から小学3年生もしくは4年生の音楽の教科書に採用され、幅広く小学校で歌われているが、ハーモニーについて勉強できる曲である。二部合唱で、前半の8小節(2行)は、低音部が高音部の1小節後ろを追いかけてゆくカノン形式、3行目の4小節は、低音部が高音部の3度下を唄うというように、様々な合唱の要素が含まれている。NHKの『みんなのうた』では、『紅葉』というタイトルで1979年10月-11月に紹介、三枝成章(現:成彰)編曲による日本童謡第3弾で、女声合唱団「渚」が歌った。アニメーションは鈴木康彦の担当で、映像にはリスやミノムシを始め、ハチを狙うクモや、虫の結婚を祝うキリギリスなどの動物が登場する。「みんなのうた発掘プロジェクト」で映像が発見され、2012年3月25日深夜(3月26日未明)放送の『みんなのうた発掘スペシャル』で再放送された。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。