『スーキャット』("Sue Cat")は、ナックが制作した日本のテレビアニメ。東京12チャンネルにて、1980年4月6日から同年12月29日まで放送された。企画はクラウン音楽芸能(現:クラウンミュージック)とよみパック。擬人化された猫キャラクター達が織り成す物語で、アイドル歌手を目指す「スー」を主人公とした“猫版・スター誕生”である。アニメ放送前年の1979年に発売された『スーキャットソング』(#イメージソングを参照)のジャケットに描かれた猫のキャラクター「スーキャット」が人気を集め、キャラクターグッズなども発売されていた。本アニメはそのメディアミックスの一環として製作されたものである。重厚かつシリアスなストーリーを意識するため、ナレーションを導入。ナレーターには青森伸を起用し、青森独特の語りが物語を引き立てた。主人公「スー」のモデルとなったのは、キャンディーズの田中好子(スー)である。スーのほか、ラン(伊藤蘭)、ミキ(藤村美樹)というキャラクターも登場した。ただし、モデルとなった本家キャンディーズは親戚・血類関係がないのに対し、スーキャットは姉妹という設定になっていた。東京12チャンネル(関東地区)での放送は毎週日曜日の15分枠で行われ、エンディング曲はインスト版のショート・バージョンが使われた。放送回数は全40回。関東地区以外への番組販売では、2本立ての30分連続作品として放送され、エンディングは『青い風の日』をエンディング主題歌とした物が使われた。放送回数は全20回。事故によって記憶を失った少女・スーは、離散した家族と再会するためプロの歌手になる事を決意。歌手として有名になれば、テレビへの露出機会もあろうし、母や妹達に又めぐり会えるかもと考えたからである。様々な困難を乗り越えた末、漸く姉妹のランやミキとの再会を果たしたスー。その後、スーは姉達と「スーキャット」というトリオを結成し活動を始めるのだが・・・。※上記の話数は関東地方での放映時のもので1回1話15分で全40回。関西地方では2話連続30分形式での放映、全20回。2001年に単巻形式のDVDソフトが「アニメの王国」((株)ニューシネマジャパン)のレーベルで発売された。これがスーキャットの初ビデオ化(DVD化)である。内容は以下の通り。2008年に全40話を収録したDVD-BOXが、ライン・コミュニケーションズから発売された。全40話を収録した映像ソフトの発売は、今回が初めてである。2009年9月、AT-Xで初めて再放送された。この際に使用されたOPは『夢見るスーキャット』で、本放送当時のものと同一であったが、EDは後期の『青い風の日』のみ使われた(近年のAT-Xでは、以前と違いフィルムで素材納入を行わなくなりVTRでの素材納入に切り替えた為、マスター原盤がDVDと同一の素材になっている)。2013年9月11日、第8話と第24話と第40話がテレビ朝日系バラエティ番組『マツコ&有吉の怒り新党』で紹介された。
出典:wikipedia
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