下関北九州道路(しものせききたきゅうしゅうどうろ)は、山口県下関市彦島から福岡県北九州市小倉北区に至る約6km(陸上部:約4km、海上部:約2km)の地域高規格道路。全線が候補路線であり、建設を行うためには計画路線への格上げが必要となる。海上部および前後取り付け部のみを指し関門海峡道路(かんもんかいきょうどうろ)、第二関門橋(だいにかんもんきょう)とも呼ばれる。現在、関門海峡を横断する交通網として、関門橋、関門トンネル(国道2号)、関門鉄道トンネル(山陽本線)、新関門トンネル(山陽新幹線)があるが、そのほとんどが壇ノ浦から門司港にかけてのルートを通過しており、異常気象や不測の事態などで壇ノ浦付近が通行不能になると、代替交通網がほとんどなくなる事態に陥る。この状況を解消するため、下関市彦島から北九州市小倉北区を横断する新たな交通網の整備が検討されている。最初に構想が浮上したのは、1980年代後半の「北九州地域産業・港湾都市計画調査」であり、1991年(平成3年)11月には関門海峡道路整備促進期成同盟会が設立された。現在は構想段階であり、ルート、構造等の調査を行っている。開通すれば、関門橋や関門トンネルのバイパス路線として道路ネットワーク全体の信頼性向上に重要な役割を果たす道路になる。
出典:wikipedia
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