マツダ・CX-9(シーエックス-ナイン)は、マツダが製造・販売しているクロスオーバーSUVである。2007年発売。北米市場においてMPVの実質的な後継車種となる3列シート7人乗りの大型SUVである。ミニバンの需要が縮小傾向にある北米市場では、従来のミニバンに代えて3列シートCUVを投入するメーカーが増えているが、マツダもその中の一つである。デザインは同社の中型CUVであるCX-7によく似たものであるが、直接の派生車種ではない。外寸はCX-7やMPVよりもさらに大きくなり、全長5,071mm×全幅1,936mm×全高1,734mm、ホイールベース2,875mmとなる。プラットフォームはアテンザやCX-7などで使用されているフォード・CD3プラットフォームの拡大版である。エンジンはのマツダ版であるV型6気筒MZIを搭載。当初は3.5Lであったが、2008年モデルで早くも3.7Lに置き換えられ、最大出力が263馬力から273馬力にアップした。なお、この3.7L版のMZIはマツダの本社工場で製造が行なわれる。また、トランスミッションはアイシンAW製の6ATが組み合わせられる。アメリカの誌でビュイック・エンクレイブや日産・ローグをくだして「SUV of the Year」となり、さらに2008年の北米カー・オブ・ザ・イヤー(トラック部門)を受賞した。日本車がこの賞を受賞したのは2006年のホンダ・リッジライン以来のこと。2009年3月、ニューヨーク国際オートショーでマイナーチェンジしたモデルを公開。内外装の変更を受けた。2012年9月、オーストラリアで開催されたオーストラリア国際自動車ショーでフロント周りとリヤ周りを大幅に刷新された改良モデルがワールドプレミアとなり、その翌年の2013年より北米を皮切りに発売を開始した。フロントマスクについては、マツダの新しいデザインアイコンである「魂動(こどう)-Soul of Motion」の要素を採り入れた造形となっている。3.7L・V6+6ATのメカニズムに変更はない。全体のフォルムはCX-5を踏襲しており、新デザインコンセプト「超(KOERU)」を採用した。エンジンには新開発のSKYACTIV TECHNOLOGY 2.5Lターボを搭載する。
出典:wikipedia
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