『トム・ジョーンズ』("Tom Jones")は、イギリスの小説家ヘンリー・フィールディングの小説で代表作。18世紀のイギリスが舞台。1749年に発表された。正式な題名は『捨て子トム・ジョーンズの物語』("The History of Tom Jones, a Foundling")。日本語訳は朱牟田夏雄訳で岩波文庫(全4巻)がある。サマセット・モームが『世界の十大小説』の一つに挙げている。『トム・ジョーンズの華麗な冒険』(1963年)としてイギリスで、トニー・リチャードソン監督により映画化されている。また、宝塚歌劇団が同じタイトルでミュージカル化している。ある日、大地主オールワージーの屋敷の寝室で捨て子の赤ん坊が見つかる。大地主は赤ん坊をトム・ジョーンズと名づけ、トムは裕福なオールワージーの養子として、オールワージーの妹ブリジットの息子であるブライフィルとともに育てられる。トムは地主の娘ソファイアと相思相愛になるが、ソファイアは両家の親によりブライフィルと婚約させられていた。陰謀家のブライフィルはトムを中傷してオールワージー家を追い出してしまう。トムはロンドンへ向かい、ソファイアも後から追ってくる。ところがトムは美男子すぎて行く先々で女性たちに言いよられ、決闘騒ぎに巻き込まれたり、肉体関係を持ったウォルターズ夫人が自分の母親だという驚愕の事実(これはあとで誤報とわかる)が明らかになるなど波乱に満ちた暮らしをする。最後にトムが本当はブリジットの息子であったことがわかり、トムはソファイアと結ばれる。
出典:wikipedia
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