「真夜中は純潔」(まよなかはじゅんけつ)は、東芝EMI(当時)より2001年3月28日に発売された日本のシンガーソングライター・椎名林檎の7枚目のシングル。初回限定盤のみ、帯に「リンリン生唾ブロマイド」付き(被写体は、椎名とその飼い猫のゲーテ)。先行発売として、本作のアナログ盤が一週間早い3月16日に発売された。本作は椎名とはデビュー以来の付き合いであったアレンジャー兼ベーシストの亀田誠治の手を離れて製作された初の作品であり、表題曲「真夜中は純潔」は、東京スカパラダイスオーケストラが編曲を担当している。カップリング曲には、デビューアルバム『無罪モラトリアム』から「シドと白昼夢」を服部隆之による別アレンジで収録。「愛妻家の朝食」は、キーボーディストの森俊之が編曲を担当している。収録曲は、夜・昼・朝の順に並べられ、振り仮名は全てカタカナでふられている。なお本作の演奏者達は、東京スカパラダイスオーケストラに倣って、すべて「○○オーケストラ」と表記されている。また、表題曲「真夜中は純潔」は、三枚目のアルバム『加爾基 精液 栗ノ花』に「愛妻家の朝食」と共に収録される予定であったが、製作中に世界観が合わないと判断され、収録が見送られた。そのためシングル曲でありながら、オリジナル・アルバムには収録されていない(デビュー10周年企画の第3弾として2008年11月25日に発売された『MoRA』の『勝訴ストリップ』にはボーナス・トラックとして収録された)。表題曲「真夜中は純潔」のミュージック・ビデオは、番場秀一により全編アニメーションで製作されている。元々は実写で撮影されるはずだったが、衣装合わせの段階で椎名の妊娠が発覚したため、急遽アニメーションに変更された。ちなみに、2003年11月に発売された彼女のシングル「りんごのうた」のミュージック・ビデオには、その際に披露されなかった衣装を纏った椎名が登場する。ミュージック・ビデオには、サイボーグ猫として彼女の愛猫「ゲーテ」が登場している。またバンドネオンは、彼女がピザ屋で働いていた頃の初任給で買った物。当初、椎名自身が演じるはずだった女性キャラクターは、椎名そっくりだが実は違うキャラクターという設定になっており、一般公募により「潔純真夜(きよずみまよ)」と命名された。同様に、禿頭・髭面の悪役は、彼女のバックバンドのキーボーディスト皆川真人が演じていることになっており、スカパラメムバーのクリーンヘッドギムラがモデルではない。彼は以前、椎名に「何でもやるからね」と言っており(実際、カバーアルバム『唄ひ手冥利~其ノ壱~』では人間キーボード・スタンドにもなっている)、「それなら」ということで、まだ実写で撮る予定だった段階で、敵の悪役をやってもらおうということになった。そのため、本作品にはサウンド面では全く関与していないにも関わらず、実写からアニメに変更された後も絵としてだけ参加することとなった。詳細アナログ盤
出典:wikipedia
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