大空 翼(おおぞら つばさ)は、高橋陽一の漫画「キャプテン翼」に登場する架空のサッカー選手。本作の主人公である。血液型はA型。アニメの声優は「昭和版」と「J」の少年期が小粥よう子、「J」の青年期が佐々木望、「平成版」の少年期が井上喜久子、青年期が関智一。ポジションは【小学生編】ではCF、【中学生編】以降はMF。出生地は東京都である。家族は外国船(外航船)の船長である父・広大、母・奈津子、弟・大地(翼がブラジルに渡ってから生まれた)、妻・早苗(旧姓中沢)。「ボールは友達」が信条であり、「サッカーの申し子」と呼ばれる。元ブラジル代表のロベルト・本郷の指導のもと、さまざまなポジションを経験し、世界に誇るMFとして認知される。日本代表ではA代表を除く各世代でキャプテンを務めている。小学生で「オーバーヘッドキック」、中学生で「ドライブシュート」をマスターするなど、身体能力と技術は同世代と比較するとずば抜けている(その後、ブラジルへ渡り10代でフライングドライブシュートやスカイウィングシュートをマスターする)。ストーリーのクライマックスである決勝戦では「ミラクルドライブシュート」「ドライブオーバーヘッド」といった奇跡のシュートを見せている。また、ライバル選手の高難度の技を一度見ただけで自分の物にすることができる。小学生の時は純粋で好奇心旺盛な性格であったが、中学生になってからはキャプテンとしての自覚に目覚め周りを統率するようになる。小学生時は小柄で日向にも「チビ」と揶揄されていたが、中学生以降は平均的な身長・体格まで成長を遂げた。作品中で他のキャラクターは「日向くん」「岬くん」のように名字で呼ばれているのに対して、翼・立花兄弟・沢田タケシの4人は名字で呼ぶ者は殆どなく、試合の実況も「翼くん」と呼び、優秀選手発表の際も他の選手が名字で呼ばれる中、一人だけ「大空翼くん」とフルネームで呼ばれている。名前で呼ばれる理由は作者によれば、「『大空くん』よりも『翼くん』の方が語呂がいいため』であるが、平成版アニメでは、監督やアナウンサーや選手紹介は一貫して名字である「大空」を使用している。モデルはいないが、連載当時にサンパウロFCでプレーした水島武蔵を参考にしている。無印での背番号は主に10番(中学1年の時のみ19番)。クラブチームでは主に「28」(ツバサの頭文字、2+8=10)の背番号を使用している(よく見ると「2」と「8」の間に「+」マークが入っている)。これは翼に限ったことではなく、日向や若林など他のキャラにもこの考え方を適用している。サンパウロFCでは闘将ラドゥンガが10番であったことから、翼は17番を使用することになるが、のちにラドゥンガが移籍したため、10番を使用することになる。南葛市立南葛小学校サッカー部 - 南葛SC(南葛市選抜チーム)- 南葛市立南葛中学校サッカー部 - 浜名クラブ(社会人実業団チーム)- 新生全日本 - サンパウロFC(アニメでは、J:サンパスFC、平成版:ブランコス)- FCバルセロナ(アニメではカタルーニャ)- バルセロナBチーム - FCバルセロナ翼はオリンピック代表キャプテンとなった。優勝を目指す戦いがここから始まる。名称は全て作中の実況によるフレーズより。上記の他にも他選手の技を真似することがあり、葵新伍は「この世に存在するサッカーの技は全て翼さんの物」とまで言い切っている。ただし、ステファン・レヴィンのレヴィンシュートだけは「サッカーボールは相手を傷つける道具じゃない」としてあえて真似しなかった。南葛中学 (I) - サンパウロユース (II、III) - サンパウロFC (他、ブラジル選抜・スクデットジャパン) (IV) - レッチェ (V)【中学生編】でFW(CF)からMF(トップ下、攻撃的MF)にコンバートしたことにより、当時のサッカー少年たちがこぞってMFになってしまうなど、与える影響が大きかった。また、1990年代後半から2000年代中盤までJリーグにおいてMFの選手が非常に多く、得点力の高いFWが足りなくなる現象も起こった。高橋陽一はのちに『-蹴球伝-フィールドの狼 FW陣!』を連載し、「今度はこれでフォワードが増えれば」といった主旨のコメントを残している。作中でFCバルセロナに入団した際、実際にバルセロナで入団セレモニーが行われ、作者の高橋陽一が招待されている。同時にレアル・マドリードのオーナーは「何故、レアルにツバサを入団させなかったのか?」と公式声明を発表している。2013年5月、公益社団法人日本プロサッカーリーグより、Jリーグアジアアンバサダーに任命される。
出典:wikipedia
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