ふれあいバスは、鹿児島県霧島市が運行するコミュニティバスの名称である。霧島市の旧7市町の地区内でコミュニティバスを運行している。2001年11月から2003年3月まで旧国分市域で運行していた会員制巡回バス『シティウォーカー』についても後述する。国分地区、溝辺地区、横川地区、牧園地区、霧島地区、福山地区の6地区46路線からなる。北部エリア(横川・溝辺)は南国交通、南部エリア(福山)は三州自動車がそれぞれ担当、中部エリア(国分・霧島・牧園)はいわさきバスネットワークが担当を受け持っている。なお、隼人地区は『隼人巡回バス』として霧島市の補助を受けて運行しているものの、他の地域とは異なり、いわさきバスネットワークの一般路線として運行している。そのため運行形態や料金体系は一般路線に準拠しており、運用車両も一般路線と共通運用である。霧島地区で運行している『霧島連山トレッキングバス』も隼人地区とほぼ同じ条件で運行している。乗合バス対応路線の2路線は、「霧島市乗合自動車運送事業」(後述)にて運行されている。前述の概略で記しているように隼人地区では市より補助受けているが運行形態や料金体系・車両運用が一般路線として運営している。経路等詳細についてはこちらをクリック.路線運賃運行委託路線運賃運行委託福山地区のうち、乗合バス対応の2路線は「霧島市乗合自動車運送事業」として、いわゆる80条バス(道路運送法の規定に基づく自家用自動車(白ナンバー車)による有償運送)として運行されている。鹿児島交通牧之原 - 比曽木野間が1984年9月末限りで廃止されたことに伴い、比曽木野地区の交通の便宜を図るため合併前の福山町により「福山町乗合自動車運送事業」として、1986年11月17日より運行開始した。霧島市に合併された後もそのまま「霧島市乗合自動車運送事業」として引き継がれ、現在に至っている。運行開始当初より、牧之原小学校のスクールバスを使用したスクールバス混乗方式の80条バスとして運行されている。現在は比曽木野方面スクール、佳例川方面スクールの2路線だが、運行開始当初は以下の1路線のみだった。岩戸・牧之原線現在はふれあいバスの料金体系と同じだが、運行開始当時の料金は1回乗車200円(小学生以下100円、大人同伴の6歳未満は無料)だった。但し、スクールバスのため小中学生の通学利用については無料で、これは現在も同じである。旧国分市域では現在の国分ふれあいバスが運行を開始する以前、会員制巡回バス「シティウォーカー」を運行していた。これは国土交通省の社会実験(TMO事業)として2001年11月に運行を開始した。なお、社会実験は2002年4月末で終了し、以後は林田バス(当時)の自主運行となった。「シティウォーカー」の特徴としては、1か月間有効のサポータ-券(会員券)を購入することによって、サポーター(会員)の会費にてバスの運行を行う「会員が支える巡回バス」が趣旨である。重久線、松木・広瀬線、敷根線の3線区からなり、それぞれの線区で複数の系統が運行されていた。重久線以外は市内循環路線であった。2002年5月からは新たに郡田線も追加された。乗車にはサポーター券を購入して乗車するシステムであるが、会員でない一般の乗客も現金や回数券(現在は発売終了)でも利用が可能だった。現金・回数券利用の場合は一般路線と同じ区間制の運賃を徴収していた。運行開始当初は6:00 - 22:00まで重久線は15分、松木・広瀬線は30分、敷根線は60分間隔で運行。その後、路線・ダイヤの見直しに見直しを重ね、晩年は各路線6:00 - 21:00まで30 - 60分間隔(重久線は日4往復)での運行だった。車両は鹿児島交通から移籍の大型車4台(日野ブルーリボンP-HU225AA改)、自社の中型車2台(日野レインボーRR P-RR192BA)を専用車両とし、塗色もシティウォーカーオリジナルのデザインとした。うち大型2台は地元の小学生によるイラストを纏ったデザインとした。こうして地元の足として運行していた「シティウォーカー」だったが思うような利用者の増加は見込めず、2003年3月末日をもって運行は終了した。運行終了後の車両のうち、大型2台は鹿児島、もう1台は川内へ転属しローカル運用で使用、残りは国分の一般路線で運用されたが、2008年度までに全車廃車となった。
出典:wikipedia
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