『MUSIC JAPAN』(ミュージック ジャパン)は、NHK総合テレビで2007年4月7日から2016年4月3日まで放送されていた音楽番組。通称MJ。2007年3月16日まで14年間にわたって放送された『POP JAM』を継承し、J-POPシーンを賑すアーティストのライブパフォーマンスを中心に構成。最新のヒットナンバーはもちろん、出演アーティストの懐かしの曲も披露した。また、期待の若手アーティストも登場した。場合によってはロックや、メタルのジャンルに属するアーティストも出演した。タイトルに「JAPAN」とあるが、日本国外のアーティストが出演することもあった。番組は全編にわたりハイビジョンで制作していた。なお『POP JAM』から引き続き、ホームページにてポッドキャスティングも展開していた。また、本放送終了後NHKオンデマンドでも配信され、基本的には全編配信されるが、回によっては著作権・肖像権の関係で一部カットされ、通常の放送時間よりも短くなる場合があったほか、全編配信されない場合もあった。2016年4月3日をもって、番組は9年の歴史に幕を下ろした。なお、通常のレギュラー放送(NHKホールで公開収録された分)は3月14日(13日深夜)の放送で終了し、3月21日(20日深夜)より3週に亘りスペシャル番組を編成。4月3日放送の最終回は24:05 - 25:29の拡大版となり『MJ Presents BABYMETAL革命』と、総集編の2部構成で放送された。なお、同年4月からは本番組を発展的解消する形で『シブヤノオト』と『NAOMIの部屋』の2つの番組に分割、それらの番組に引き継がれることになった。『シブヤノオト』は本番組をほぼ踏襲した若者向け音楽番組として、4月24日より日曜夕方17:05 - 17:54枠で開始。一方の『NAOMIの〜』はコアなジャンルを取り上げる音楽番組として、4月30日(29日深夜)より土曜未明(金曜深夜)1:25 - 1:55の枠でスタート。いずれも月1回のペースで放送される予定。歌の場面はNHKホールでの収録が多かったが、NHKスタジオでの収録もあった。トークの場面はNHKスタジオでの収録がほとんどで、これはNHKホールでトークをすると観客の歓声により、トーク内容が視聴者に聞こえにくくなるためとされる。ただし、2014年の放送枠拡大からは回を重ねるごとにNHKホールでの楽曲披露の形態が増え、それと同時にNHKホールでトークを行うことも増え、またNHKホールの観客の歓声についても、演出の一環として逆にトーク場面で生かす方向になっていった。なおNHKホールの収録については、当初は原則として月1回、月曜日に3週分を収録していたが、後に放送枠の拡大やNHKホールでの楽曲披露が増えたこともあり、隔週月曜日に2週分の収録となった。2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)により、前述の通り3月13日と20日の放送が震災関連ニュースを編成のため休止になったのみならず、被災地となった東北地方では被災の3県(岩手県・宮城県・福島県)のみならず6県全県で3月27日以降も引き続き震災関連のニュースのため放送休止となり、以降この状態は4月10日まで続いた。しかし、3月27日から4月10日までの3回のレギュラー未放送分に加えて4月2日放送の特番『MUSIC JAPAN SPECIAL 2011 春まつり』も、東北地方で放送されるのにはかなりの時間を有し、それから1ヶ月程後の5月9日 0:10 - 2:55(日曜深夜)に東北ローカルで未放送の特番と3回のレギュラー放送を立て続けに放送する事で収拾が図られた。当初は「ナビゲーター」の肩書きが用いられていたが、2014年度以降はMCの肩書きが用いられるようになった。NHKホール収録主体の内容となった2014年からは、Perfumeが全国ツアーや海外ツアーにより公開収録に出演できない場合、2 - 3名の代理MC(うち1名はNHKアナウンサー)を置くようになった。2014年4月現在2009年度までは、エンディングで次週出演するアーティスト数組を約30〜60秒のVTRで紹介しており、画面下にスタッフロールが表示されていた(スタッフロールの末尾は「制作・著作 NHK」)。最後に「MUSIC JAPAN 終」を表示して番組を終了していた。2010年度からは2014年度までは、最後の曲の終了時に画面下にスタッフの一部の名前がテロップで掲載され、その後画面が切り替わり、静止画1枚に数枚の写真が貼られ、BGMと簡潔なナレーションとともに「MJ 終 」の表示とともに番組終了。ただし、2014年度後期は最後の曲と静止画の間に、NHKホールからのMC陣による短いトークと締めの挨拶が入るようになった。2015年度は、最後の曲の終了後に短いトークに続けてPerfumeが次回の出演者を紹介(下列に表示)してユースケが「日曜の夜は!」と振り全員で「ミュージック、ジャパン!!」と唱和し、最後にNHKホール全体をバックに、左上に「MUSIC JAPAN」、下列にスタッフ列記(白文字)、右下に「終[改行]NHK」と表示して終了、という流れとなっている。MJでは通常のレギュラー版以外にも、年数本程度で趣向を凝らした特集番組を放送している。以下はその主例。またMJとしての特集以外にもスピンオフとして、アーティスト密着特集や『○○うた』と題した年数本単位による特番も放送している。ネオ・ビジュアル系と呼ばれる若手バンドがNHKホールに集結しライブパフォーマンスを行う特別編として年1回開催される。基本的にはMJの特別編として、2007年から2008年まで『ネオ・ビジュアル系 真夏の宴(西暦)』と題して毎年夏季、8月末に放送してきたが、2009年は放送されなかったものの2010年春に4月18日に『ネオ・ビジュアル系 春爛漫の宴2010』と題して放送された。また、後日BS2で完全版が放送されている。日本国外で活躍するアーティストのスタジオライブ、トーク、世界の最新音楽情報を併せて送る特別編。ナビゲーターは関根麻里が務める。アニソン界の第一線で活躍する歌手・声優が出演し、アニソンを歌う。毎年12月下旬の放送では「紅白スペシャル」と題して、『NHK紅白歌合戦』の会見および出場アーティストの紹介、その他紅白の見どころなどを紹介する特集を行っていた(以下はその例)。なお、番組後期には放送されない年もあった。
出典:wikipedia
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