本稿で解説する作品は以下のとおり。また状況に応じて括弧内の数字を略号として用いる。中国の古典『三国志演義』を原作とした、製作:シナノ企画、配給:東映によるアニメ映画の三部作。15億円の制作費と、10年の月日をかけて製作された。アニメーションの実質的な製作は製作協力としてクレジットされている東映動画(現:東映アニメーション)。第一部は黄巾の乱~呂布の死までを扱っている。第二部は曹操のもとにいる劉備が赤壁の戦いを経て、蜀(蜀漢)の国を建国するところまでであり、原画スタッフには荒木伸吾と姫野美智が参加している。第三部となる完結編はオリジナルキャラクターとして関羽の娘・鳳姫が登場し、映画の後半からは諸葛亮孔明と鳳姫がメインのオリジナルストーリーとなって、孔明が陣没する五丈原の戦いまでを描いている。このストーリーについて、監督の勝間田具治は「中国ロケに行った際、天安門事件に遭遇し、ストーリー変更を行った」というコメントを残している。この中国ロケで撮影した映像は第一部のスタッフロールが流れるエンディングに使用されている。また勝間田は三部作ではなく、四部作で制作したかったことや「アレキサンダー大王」の作品も作りたいとも語っていた。完結編では渡哲也が病気のため、曹操役の代役として弟の渡瀬恒彦が担当した。※ ナレーターは第二部までが金内吉男で、完結編のみ石原良が担当。
出典:wikipedia
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