『SHUFFLE!』(シャッフル)は、同名のゲーム『SHUFFLE!』を原作とするテレビアニメ作品である。声優は角川書店によるプレイステーション2移植版『SHUFFLE! ON THE STAGE』と同じだが、基本的にはNavel原作の『SHUFFLE!』を直接の原作としている。主要キャラクターの増減や基本設定の大幅な変更(主にWOWOW版第1〜11話の導入部分)はされていない替わりに、原作ゲームではストーリーに入っていない裏設定のいくつかが取り入れられている。詳細は"SHUFFLE!シリーズの登場人物"を参照。原作を『SHUFFLE!』にしているため、『SHUFFLE! ON THE STAGE』でヒロイン化された麻弓=タイムとカレハは主人公土見稟の恋の対象としては描かれておらず、追加キャラのツボミはモブ出演に留まっている。第12話『番外編』にて登場。キャラクターというよりアイテムの扱い。WOWOW版では6話まではほぼ原作に沿った設定とエピソードで進行していたが、7話以降はアニメオリジナルのエピソードが多くなった。そして18話でリシアンサス・ネリネ・プリムラの三人が稟の恋の対象から外れ、原作の「友人との確執といったどろどろした人間関係を排除」というコンセプトを否定した、稟と幼馴染で身近な存在の芙蓉楓と、光陽学園時代からの先輩で親しい間柄の時雨亜沙との三角関係に急展開させた物語の影響で多数の反響を呼んだ。特に2005年11月24日に放送された19話のシーン(楓が過去の事件から情緒不安定に陥り、虚ろな瞳で空っぽの鍋をお玉でかき回す後に『空鍋(からなべ』と呼ばれるシーンである)で異常な盛り上がりを見せた。当時はTwitterなど手軽に制作会社サイドとやりとりが出来る物がなく、アニメ公式サイトにも問い合わせなどメールを送る項目がなかったためNavelオフィシャルウェブのBBSは多数の閲覧者が批判コメントを集中的に寄せる事となり内容の多くは楓の人格を変更した事に対する批判コメントが多数を占めていた。楓役の声優の後藤邑子の個人サイトにも大量の反響メールが届いたことから、後藤は放送から3日後の11月27日に緊急コメントをブログに掲載、「こういうシーンを演じられた事は嬉しく思うが、怖い以上に痛々しかった。楓を許して欲しい。」と、声を演じた感想を述べている(コメント全文)。Navelのインターネットラジオ『ねぶら』においても12月12日の22回目放送で(本編では比較的お調子者だった)緑葉樹役の荻原秀樹は、テレビアニメ版19話について大量の反響があった事を前置きした上で、「19話を見て寝られなくなった」「プリムラ役のひと美さんが『(19話の)収録の時怖かった、(オンエアされた)画像を見て本当に怖かった』と言っていた」とコメントした。また、「(もう一方の当事者亜沙役の)伊藤美紀さんをゲストに呼んで欲しい」という要望メールが殺到した事を受けて、12月26日の24回目放送で急遽実現された。伊藤は「リシアンサスかネリネとエンディングになると思っていたので、自分の演じる地味な亜沙が主役格になるとは思わなかった」と述べている。制作サイドから亜沙がメインに選ばれた理由は語られてないが原作の人気投票で亜沙が一位をとっている事があり、それだけの理由でメインヒロインを降格させて亜沙が選ばれたのではとまた反響を呼んだ。『SHUFFLE! MEMORIES』では1話が丸々稟役の杉田智和の朗読になった事と、声優が杉田他一部重なっている事から「稟が『涼宮ハルヒの憂鬱』のキョンのようだ」と評された(12話「番外編」で同作のパロディも登場する)。WOWOW版で反響を呼んだ楓のシーンが7話で再度放送されるに至り、生みの親の西又葵は2007年2月22日にNavelオフィシャルウェブのスタッフ日記と個人のブログで「原作とは観点が違うとは思うけど、(テレビアニメの)楓を見ていて辛く正直泣いてしまった」「楓には幸せになって欲しい、幸せな表情の楓が書けたらいいな」とコメントを寄せ、翌日笑顔の楓の書き下ろしイラストを掲載した。(コメント全文、Navelオフィシャルウェブ掲載分は現在消滅)やや重い印象が一変したのが12話の番外編で、『ねぶら』2007年4月3日の90回配信分で、「声優陣はこの回で爆笑した」とのコメントが出た。『SHUFFLE! LIVE Only for you』の名で2005年11月3日に横浜BLITZにて開催された。出演者は、リシアンサス役あおきさやか、ネリネ役永見はるか、時雨亜沙役伊藤美紀、プリムラ役ひと美、土見稟役杉田智和、麻弓=タイム役井上美紀、緑葉樹役荻原秀樹の声優陣と、YURIA、橋本みゆきのボーカル陣。芙蓉楓役の後藤邑子はスケジュールの都合で欠席し、かわりにビデオメッセージが流れた。2006年2月24日にライブの模様を収録したDVD版が発売されている。
出典:wikipedia
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