兵庫県第4区(ひょうごけんだい4く)は、日本の衆議院議員総選挙における選挙区。1994年(平成6年)の公職選挙法改正で設置。中選挙区時代は、神戸市西区は旧兵庫1区、他の地域(北播地区)は旧兵庫3区であった。小選挙区制導入後、人口配分や道路網・鉄道網など地域的なつながりが考慮され両者が同じ区となった。旧兵庫1区には、神戸市西区を地盤とする有力な候補がいない一方、旧兵庫3区では井上喜一が北播磨を地盤としていた。そのため、井上喜一の一人勝ちが続いてきた。他候補にとっては、旧1区でニュータウンの多い神戸市西区においてどれだけ無党派層や新住民からの票を集められるかがカギとなるが、以前から旧3区との人口流動が多い地域であるため井上色も色濃く、野党側はなかなか牙城を崩せずにいた。しかし、第45回衆議院議員総選挙では、保守層の票が北播磨を地盤とする自民現職の井上と神戸市西区を地盤とする無所属の元兵庫県議石原修三に分裂。民主党新人の高橋昭一が全国的な追い風を受けて初当選し、73歳定年制のため比例近畿ブロックとの重複立候補ができなかった井上は議席を失った。これにより神戸市の9つの区が属する小選挙区は民主党が独占したことになる。井上はこの選挙の翌年に死去。第46回衆議院議員総選挙では、井上の後継となった藤井比早之が自民党に議席を取り戻した。
出典:wikipedia
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