琉球政府立博物館(りゅうきゅうせいふりつはくぶつかん)は、琉球政府が設置した博物館。那覇市首里大中町の尚家の中城御殿跡に建てられた。沖縄県立博物館の旧館のことである。沖縄戦直後の1945年(昭和20年)8月、石川市(現在のうるま市)東恩納に開館した「沖縄陳列館」が前身である。 琉球列島米国軍政府のハンナ少佐が残存した文化財を収集して公開展示したのが始まりである。翌1946年(昭和21年)4月に沖縄民政府に移管し、「東恩納博物館」となった。一方、首里市(現在の那覇市)でも、1946年(昭和21年)5月に市立の「郷土博物館」が設置された。1947年(昭和22年)12月に沖縄民政府に移管し、「首里博物館」になった。その後、1953年(昭和28年)に首里博物館が東恩納博物館を吸収合併し、1955年(昭和30年)に「琉球政府立博物館」と改称した。1966年(昭和41年)に首里大中町の中城御殿跡に移転した。復帰後は「沖縄県立博物館」になり、二階部分が増築された。琉球政府立博物館は、琉球列島米国民政府の補助金によって建てられたため、入口にその旨を記した石製のプレートが嵌め込まれている。
出典:wikipedia
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