京都府第5区(きょうとふだい5く)は、日本の衆議院議員総選挙における選挙区。1994年(平成6年)の公職選挙法改正で設置。保守地盤の強い京都府北部に位置する選挙区であり、小選挙区において一貫して前自由民主党総裁で前自由民主党幹事長の谷垣禎一が議席を確保している。特に地盤である福知山市では自民党が圧倒的な力を持ち、他政党の候補を圧倒。丹後地域も農村や漁村を多く抱えている事から自民党支持層が厚い。京都府のなかでは数少ない自民党の牙城となっている。ただ当選挙区最大の票田である舞鶴市のみ民主党が他の市町村よりも比較的強い支持基盤を有し、当選挙区では唯一となる広域支部(民主党京都府連・北部総支部)を維持していたが、第44回衆議院議員総選挙までは議席獲得に遠く及ばない状態であった。2009年(平成21年)8月に行われた第45回衆議院議員総選挙に民主党は舞鶴市出身の小原舞を擁立、初めて舞鶴市と与謝野町で谷垣を上回る得票を得るなど各地で善戦。元来、自民党が強いと言われた丹後地域でもほぼ互角に競り合い、約7000票差での比例復活当選ながらも保守王国に大きな楔を打つこととなった。政権交代後、民主党は当選挙区の大票田である舞鶴市を中心に組織作りに着手し、2010年(平成22年)11月に行われた舞鶴市議会議員選挙で民主党公認候補を初めて擁立したが、結果は公認候補全員落選(推薦候補は当選)、組織化に失敗した。2012年(平成24年)12月の第46回衆議院議員総選挙では自民前職の谷垣が全ての市町で勝利し、民主前職の小原は地元・舞鶴でも約1万票差をつけられ大敗、2009年とは打って変わり、民主党の党勢退潮が鮮明となった。2014年(平成26年)12月の第47回衆議院議員総選挙では前回同様に自民・谷垣と民主・小原の事実上の一騎討ちとなったが、全ての市町で谷垣が小原を上回り圧勝した。小原は舞鶴市と与謝野町で善戦したものの、民主党の党勢回復には至らなかった。
出典:wikipedia
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