アレグリア(Alegría)はシルク・ドゥ・ソレイユの移動公演の演目のひとつ。フランコ・ドラゴーヌ監督、ジル・サンクロワ芸術監督で1994年4月21日に初演、2013年12月29日にベルギー・アントワープで最終公演を迎えた。20年間で5,000回以上上演され、世界65都市以上、1000万人以上を動員した。『アレグリア』は大テントでのツアー公演から始まった。しかし2009年から2010年の北米ツアーからアリーナ・ツアーへと変わり、大テントでの公演が不可能だった都市での公演も可能になった。1999年5月から2000年10月、MGMのボー・リヴァージュカジノで常設公演を行ったこともある。『アレグリア』はスペイン語で、英語では『joy』、日本語では『喜び』『歓喜』といった意味になる。シルク・ドゥ・ソレイユのパンフレットによると『パワーへの努力と若さのエネルギーの爽快さをオペラで表現』している。レネ・デュペレの、フランス、スペイン、アフリカ、地中海などから影響され個性的にブレンドされたニューエイジな音楽が流れ、ドミニク・ルミューがデザインしたバーレスクのデカダンスな美学を表現する衣裳と装飾で表現される。舞台や小道具はゴシック建築や大胆で直線的なデザインが特徴とされる。日本では1996年に下記の大テント公演(ビッグトップ)が行われ全260回公演され67万人動員、2004年から2005年に下記の大テント公演(新ビッグトップ)が行われ全466回公演され114万人動員された。『アレグリア』の舞台は立体的な柱と手すりのある大きなドームが上にある。このドームは教会や政府の建物を模し、印象的な感覚、パワフルな構造を表している。舞台には螺旋状のランプが両側にあり『未知』を表現している。舞台の床は4つの要素で生きているサンショウウオの頭を表現している。17世紀のボールルーム様式の照明デザインがノスタルジックな雰囲気を醸し出している。秋色の色彩がショーにぼんやりとした明るさを作り出している。オールド・オーダーとニュー・オーダー双方の登場人物を含む。演目は変更されることがあるが『エネルギー、優雅さ、若さの力へのバーレスクの頌歌』というテーマは変わらない。『アレグリア』の衣裳は旧作と新作で違う。旧作の衣裳は羽毛やレースなどの装飾品で微細に渡り飾られ、ニューヨークの黄金時代をイメージしている。新作の衣裳は未来の若者など、薄く軟らかい素材を利用し多彩な同系色で若者の活力を表現している。靴、カツラ、帽子などを含む400以上の衣裳小物がある。衣裳完成時間の例としてはオールド・バードの衣裳では200時間を要した。『アレグリア』の高評価な音楽は、これまでのシルク・ドゥ・ソレイユの『ヌーベル・エクスペリエンス』『サルティンバンコ』『ミスティア』などの作品に多くの作曲をしてきたレネ・デュペレの作曲である。1994年9月27日、スタジオ・アルバムとして発売され、世界中で50万枚以上を売り上げてシルク・ドゥ・ソレイユの現在までのアルバムの最高売り上げを記録している。このアルバムは1995年のグラミー賞やフィリックス賞などにノミネートされ、ロビー・フィンケルとレネ・デュペレが年間プロデューサー賞を、ロブ・ヒーニーが年間サウンド・ミキサー賞を受賞した。また『アレグリア』はビルボード・ワールド・ミュージック・チャートに65週ランクインした。このアルバムのリード・ボーカルはオペラを習得したフランス系カナダ人のフランチェスカ・ガニオンである。彼女は『アレグリア』のDVDでThe White Singer(メイン・ボーカリスト)として、同じくフランス系カナダ人のエバ・モンプチ演じるThe Black Singerと共演している。サウンドトラックはいくつかのバージョンがある。2001年の『アレグリア』のシドニー公演のライブ録音の『Cerceaux』『Malioumba』(どちらもフランチェスカ・ガニオンのメイン・ボーカルによる)の2曲を含むサウンドトラックがシルク・ドゥ・ソレイユ・ミュージック社により2002年に再発売された。1995年、公演の出演者とスタッフ向けにフェアファックスでのライブ・アルバムが作られた。この特別版は公演での全ての曲が収録されており、コレクターズ・アイテムとなっている。1994年発売のオリジナル盤と2曲の追加を含む2002年盤を共に記す。1999年、ルディ・バリチェロ脚本、フランコ・ドラゴーヌ監督で製作された。ツアー公演のパフォーマーやミュージシャンと共にフランク・ランジェラ、マコ岩松、ジュリー・コックスが出演し、ウーピー・ゴールドバーグがゲスト出演した(多くが2001年盤のDVDにも登場する)。この映像はライブをただ抜粋したものではなく、物語風に語られる。(2000年11月3日、日本発売)2001年6月にオーストラリアのシドニーで撮影されDVDとして発売された。ニック・モリス監督およびプロデュース。14台のカメラと特別な映像技術を駆使しパフォーマンスの中心からの視点などがある。『アレグリア』のツアーの歴史は1994年に始まった。大テント劇場に始まり、現在はスタジアム・アリーナの上演となっている。1999年から2000年の間はミシシッピ州ビロクシのボー・リヴァージュで常設公演を行った。カラーボックスは以下のように示す : ヨーロッパ 北米 中南米 アジア太平洋 オセアニア ノバスコシア州ヘアファックス - 2009年5月27日~2009年6月7日 ケベック州ケベック - 2010年1月5日~2010年1月10日 ルイジアナ州バトンルージュ - 2011年1月5日~2011年1月9日 フランス トゥールーズ - Coming soon ケベック州モントリオール - 1994年4月21日~1994年5月29日 "(初回公演)" カリフォルニア州コスタメサ - 1995年1月24日~1995年3月12日 東京 - 1996年3月22日~1996年9月15日 シンガポール - 1997年1月1日~ イギリス ロンドン - 1998年1月7日~1998年2月8日 イギリス ロンドン - 1999年1月5日~1999年2月7日 ニュージーランド オークランド - 2001年1月10日~2001年2月18日 シンガポール - 2002年2月28日~2002年4月7日 テキサス州ダラス - 2003年1月23日~2003年2月23日 フロリダ州マイアミ - 2004年1月9日~2004年2月8日 福岡 - 2005年2月9日~2005年4月3日 イギリス ロンドン - 2006年1月5日~2006年2月12日 イギリス ロンドン - 2007年1月5日~2007年2月11日 ブラジル サンパウロ - 2008年2月7日~2008年5月4日 台湾 台北市 - 2009年1月14日~2009年2月22日
出典:wikipedia
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