パストフォリアまたはパストフォリウム(, ラテン語 pastophoria[複], pastophorium[単])は、初期キリスト教、およびビザンティン時代の教会堂において、内陣もしくは至聖所の両脇に設けられた、聖物保管室や儀式のための品を保管するために設けられる2対の小室を指す。ディアコニコンとプロテシスから成る。初期には内陣の両脇に設けられたが、至聖所の両側が同様の用途に当てられている場合もある。ただし、ビザンティン時代の教会堂にも現れた形式ではあるが、7世紀に現れた至聖所両脇のパストフォリアについて、「初期キリスト教への懐古」とされることもあり、既に中世には教会堂に必須の構造では無くなっていた。現代の正教会においては、「パストフォリア」という用語自体が使われない、あるいは場所そのものを区別しないことが多い。
出典:wikipedia
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