パケットライトとは、ライトワンス(Write Once Read Many、WORM)メディアへのファイルシステムの記録方式の1つ。データをパケットに分割し書き込んでいく。従来の方式(ディスクアットワンス、トラックアットワンス、セッションアットワンス)と違って、ファイナライズする(セッションを閉じる)必要がないパケットと呼ぶ単位の追記のみによるシステムで、ユーザーから見ると普通の上書き可能なディスク等と同様に、ライトワンス(Write Once Read Many、WORM)メディアに対してもファイル単位で記録・消去ができる。ただしファイルを消去あるいは縮小(truncate)しても残り容量は増えず、ライトワンスメディアであれば追記不可能になった時点でROMメディアと同等になり、CD-RW等の一括消去するタイプのメディアでは、再使用するには内容をバックアップするなどしてから消去する。UDFにより統一方式ができたため近年のメディアであるBDなどでは一般的に使用できる。大学や企業の研究室レベルでは、ライトワンスメディアの便利な利用法として研究開発は進んでいたが、一般にはCD(CD-R)時代には標準化がなされなかったこと等により、独自規格や専用ドライバ・ツールによるバラバラな対応であったことからほとんど普及しなかった。またUDFとは別に一般的な特徴として、過去の状態が全て残っているという一種ののような性質があるため、(ファイルシステムが対応していれば)過去のある時点のファイルの内容をあとから遡って見ることができる。(全てUDF)Windows Vistaでは「ライブファイルシステム」と呼ばれている。Mac OS X LeopardやLinux 2.6.xもそれぞれ対応している。以下の節は主として、UDF以前の状況についての記述である。
出典:wikipedia
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