おひさま号(おひさまごう)は、京都市を起点に大阪市・神戸市を経て宮崎市までの間で運行していた高速バスである。この「おひさま号」は2008年より運行開始したものであるが、1989年から1999年の間、「あおしま号」の名称で大阪市と宮崎市を結んでいた路線を、事実上復活させたものであったが、2016年9月30日の宮崎出発便(関西出発便は前日の29日)をもって運行休止となった。当項目では、旧路線である「あおしま号」に加えて、「あおしま号」と運行会社が同じで、大阪府大阪市と宮崎県延岡市を結んだ「ひえつき号」についても述べる。2008年12月1日に近鉄バスの単独運行で「おひさま号」の愛称で運行開始した。かつての「あおしま号」は大阪市内のみからであったが、京都・神戸からも利用可能になった。太字は停車停留所。双方向とも関西圏内ならびに宮崎県内のみの区間利用は不可。日野・セレガハイデッカー車を使用。あおしま号(あおしまごう)は、かつて大阪市と宮崎県宮崎市を結んで運行していた高速バスである。現在のおひさま号の前身ともいえる路線である。あおしまの名は宮崎県の観光地・青島から取ったもの。沿革にもある通り、当初は毎日運行であったが、末期は季節運行に変更されていた。太字は停車していた停留所。両社とも日野RUグランデッカ(スーパーハイデッカー)で、乗客定員28名の3列独立シート車を使用し、車内はトイレ、自動車電話、車内オーディオ(テレビ・ビデオ・マルチステレオ)、飲み物サービスなどを備えていた。塗装は、当初2社で共通塗装としていたが(上記宮交車の塗装)、愛称表記は近鉄はローマ字で「AOSHIMA」、宮交はひらがなで「あおしま」となっていた。のちに、塗装変更で各社別の塗装になった。ひえつき号は、かつて大阪府大阪市と宮崎県延岡市を結んだ路線。大阪と宮崎県内を結ぶ路線としては2路線目となった。旭化成の企業城下町である延岡と同社の本社がある大阪の間の利用を見込んだものと考えられるが、利用の不振もあり運行期間は短かった。「ひえつき」は宮崎県の民謡である「稗搗節(ひえつきぶし)」に由来。太字は停車していた停留所。近鉄が当時出たばかりの日野・セレガ、宮交が三菱ふそう・エアロクイーンMを使用し、車内はビデオ・マルチステレオや飲み物などの各種サービスをおこなっていた。宮交はあおしま号と同じデザインで愛称表記のみ「ひえつき」としたのに対し、近鉄は別デザインの車両であった。運行終了後は、宮交は高速・観光色に変更して他路線へ転出、近鉄はしばらく塗装変更せず(愛称表記は削除)熊本線サンライズ号などに使用、のちに2度の塗装変更を経て甲府線クリスタルライナーにも運用された。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。