絵文字(えもじ、えもんじ、)とは、語(音形)ではなく、ものや事柄を、絵を文字のように用いて象徴的に示唆したもののこと。絵文字は言語などを持たないが、絵に意味がある記号のことである。現代社会で、道路標識などで何らかの情報や注意を示すために表示される視覚記号のことはピクトグラムという。また、言語学や文字学では、言語との結びつきがないため文字とは呼べないが意味を表すことのできる図像を絵文字(ピクトグラムとも)と呼ぶ。絵文字は象形文字の前段階と考えられている。象形文字との違いは、絵文字には、明確に定義可能な一般的な「読み」がないことである。詳細は文字を参照。また、それらを用いて書かれた文書をコデックス(絵文書)と呼ぶ。日本では、古くより絵文字を文字の代用として利用する文化があった。江戸時代には文字の読めない人むけに判じ絵という絵文字が使用された。また、盲暦と呼ばれる絵文字を利用した暦も使われた。近年では、日本語をはじめとして、言葉では表現できない部分に絵文字を表現する絵文字文化が定着した。「汗」を表す絵文字「」(汗が垂れる滴を絵で表現)や怒りを表す絵文字「」(興奮に伴い浮かぶ青筋を抽象化した漫画の表現)などがある。コンピュータで入力される文字や記号を使用して作る絵、或はアイコンのことを絵文字ということもあり、これは、文章のなかで、感情を強調するときなどに補助的に使用される。絵文字が文字コードに最初に含まれたのは1959年の日本の新聞社が記事交換用に使用したCO-59という6社協定新聞社用コード表で、「」の野球ボールの絵文字である。日本のフィーチャー・フォンには独自の絵文字が搭載されている。詳細は携帯電話の絵文字を参照。2010年、Unicode 6.0 より emoji がサポートされた。Unicode の絵文字がパソコンやスマートフォンでは使われている。注:これらの登録数は1文字のUnicodeの文字とされている物の数のみである。2つ以上を組み合わせる事でより多くの絵文字を表現できる。emojiが登録されたのは6.0で、5.2までに登録されている文字は6.0の時にemojiに分類された。その他の記号及び絵文字の768文字のうち637文字が絵文字に分類されている。補助記号及び絵文字の82文字のうち80文字が絵文字に分類されている。顔文字の80文字全てが絵文字に分類されている。交通及び地図の記号の103文字のうち92文字が絵文字に分類されている。その他の記号の256文字のうち77文字が絵文字に分類されている。装飾記号の192文字のうち33文字が絵文字に分類されている。
出典:wikipedia
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