『ボンバーマン'93』(BOMBER MAN '93)は、1992年12月11日にハドソンから発売されたPCエンジン用アクションパズルである。ボンバーマンシリーズのPCエンジン作品2作目。グラフィックは前作『ボンバーマン』(1990年)のものを踏襲していてプレイヤーキャラクターや一部の敵の姿は前作とほぼ同じであるが、本作からバトルゲームにおいてコンピュータとの対戦が可能となり、1人でも対戦できるようになった。また「ボムキック」「ラインボム」いった新アイテムも加わっており、いずれも以後のシリーズ作品に採用されている。ゲームシステムは基本的に前作『ボンバーマン』と同じだが、ステージ数は全部で56と前作より少ない。また以下のような追加要素もある。全部で7つのラウンドがある。各ラウンドにはそれぞれ8つのステージがあり、8ステージ目にはボスが待ち構えている。ボスを倒して8ステージ目をクリアすると、アニメのアイキャッチのような一枚絵が挿入される演出がある。なお最終ラウンドである「ジェネシススター」は開始直後のラウンドマップでは表示されておらず、説明書でもその存在が伏せられていた。トラップの詳細については後述する。ステージ中の仕掛けで、ノーマルゲームだけでなくバトルゲームにも登場する。すべてボンバーマンだけが利用でき、敵がこれらを動かしたり利用したりすることはない。こちらも基本的に前作と同じであるが、以下のような本作からの相違点もある。なおVSゲームはコンピュータの参加とステージの選択が出来ないようになっている。全部で8つ用意されている。ちなみに説明書のステージ紹介には間違いがあり、「TOY STATE」と「ARENA」の画面写真およびトラップの説明が逆になっている。宇宙銀河管理局のコンピュータのチップがブラックボンバーマンたちに奪われてしまい、宇宙銀河管理局の機能が停止した。出動命令を受けた宇宙銀河連邦の刑事ボンバーコップは、奪われたチップを取り返すために決死の追跡を開始した。ゲーム誌「ファミコン通信」の「クロスレビュー」では合計27点(満40点)、、「月刊PCエンジン」では95・85・90・80・85の平均87点(満100点)、「電撃PCエンジン」では85・95・95・85の平均90点(満100点)、「マル勝PCエンジン」では9・9・10・8の合計36点(満40点)、「PC Engine FAN」の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、24.72点(満30点)となっている。また、この得点はPCエンジン全ソフトの中で21位(485本中、1993年時点)となっている。同雑誌1993年10月号特別付録の「PCエンジンオールカタログ'93」では、「ゲームのシステムは前作とあまり変わっていないが、トラップや新アイテムの増加で遊びの要素が大幅に追加され、さらにおもしろくなった」と紹介されている。
出典:wikipedia
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