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ゆら型輸送艦

ゆら型輸送艦(ゆらがたゆそうかん、)は海上自衛隊が保有していた輸送艦の艦級。現役当時は、海上自衛隊における「艦」の名称の付く中では最小であった。昭和54年度計画で2隻が建造され、地方隊において主に沿岸部僻地や離島部への業務輸送に用いられてきたが、2012年・2013年に相次いで退役し、運用を終了した。沿岸僻地地帯や離島に対する人員・物資を輸送するためのものであり、500t前後の規模の輸送艦は、海上自衛隊として本型が初めてである。物資の揚陸方法は、海岸に擱座し、艦首の門扉(バウ・ドア)を開き、道板(バウ・ランプ)を下ろして行う。このビーチングのために、艦底は平底となっており、離礁にも利用するために碇が艦尾にある。バウ・ドアは観音開きの2枚式であり、油圧によって開閉する。艦の前部はオープン・デッキ式の車両甲板となっており、両サイドは防水区画となっている。両舷側には貨物揚搭用のデッキ・クレーンが設置されている。艦橋・兵員居住区・機関部などは艦の後部に設けられた3層の艦橋構造物にまとめられており、またその頂部には唯一の固定武装として、人力操砲式の20mm多銃身機銃が1基備えられている。重心降下のため、上部構造物の板厚はかなり薄いものとなっている。なお装載艇としては、旧世代のDEと同じ6メートル型内火艇が用いられたが、本型はこれを搭載した最後の艦であった。車両甲板上には車両であれば73式中型トラック4両、物資であれば50トンを搭載できるが、耐荷重などの関係上、戦車の搭載はできない。揚陸部隊としては70名が乗艦できるが、揚陸部隊居住区の設備は仮眠ができる程度の簡素なものとされている。装備の割に艦型が小型に過ぎたことから、本型の建造は2隻で終了し、設計を簡易化した輸送艇1号型に移行した。

出典:wikipedia

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