『ボンバーボーイ』(BOMBER BOY)は、1990年8月31日にハドソンから発売されたゲームボーイ用アクションゲーム。ハドソン初の携帯型ゲーム機用ソフトであり、PCエンジン版に先駆け、シリーズ中で初めて対戦モードを搭載した作品でもある。アメリカでは『Atomic Punk』、ヨーロッパでは『Dynablaster』と、それぞれ異なるタイトルでリリースされた。本作は、1996年7月21日に発売されたゲームボーイ用ソフト『ボンバーマンコレクション』にて、『ボンバーマンGB』と『ボンバーマンGB2』と共に再録されている。本作のメインとなるゲームモード。世界の8つの工場に捕らわれた仲間達を、キッド(主人公)が救出するというストーリー。基本システムは従来のボンバーマンシリーズとほぼ同じで、フィールドに配置された全てのモンスター(敵キャラクター)を倒し、ソフトブロック(爆弾で破壊できる壁)に隠された扉に入るとクリアとなる。敵キャラに触れたり、爆弾の爆風に巻き込まれるとミスになる。また時間制限もあり、タイマーが0になることでもミスになる。プレイヤーは8つのステージのうち7つから任意に攻略する事が可能で、それらの7ステージを全て攻略すると、最後の第8ステージに挑戦する事ができる。この第8ステージを攻略することが最終目的となる。ステージは工場という設定がある。各工場(ステージ)には5〜10の「ラウンド」があり、最後のラウンドをクリアすれば仲間を救出するデモシーンが流れ、そのステージはクリアとなる。難易度の高いステージほどラウンド数も多い。この作品のプレイヤーキャラのパワーアップシステムは独特であり、パワーアップアイテム(以下、「装備アイテム」)を各ラウンドプレイ前の選択画面で装備することにより、効果を発揮する。所持金の概念があり、装備アイテムはステージ選択画面にある「マイタウン(ショップ)」で購入可能。最初は基本的なアイテムしか販売していないが、各ステージをクリアすることによって、対応したアイテムが店頭にて新規に追加される。プレイヤーがミスをした場合は装備したアイテムを全て失う。また、基本的な装備アイテム以外は、ミスせずクリアしても失ってしまうので、強力なアイテムなどを一度に装備させすぎるのも問題がある。そのため、一度に何をどれだけ装備するかの判断が非常に重要。本作には残機(プレイヤーストック)の概念がないが、アイテム「エリクサー」の効果によって擬似的な残機制になっている(詳細は後述)。ゲームオーバーになってもパスワードによるコンティニューが可能だが、記録されるのはクリアしたステージと所持金のみで、ストックしていたアイテムはすべて無くなってしまう。またステージを途中までクリアしていてもそれは無効となり、最初のラウンドからやり直しとなる。装備アイテムは30個までストックできるが、ストックしておくだけでは効果が無く(例外もある)、使いたいアイテムは各ラウンド攻略の時のアイテム選択画面にて装備する必要がある(10個まで)。入手方法は、ショップで購入することが基本である。品揃えはステージクリアによって増加する。各ラウンドにおいて、ソフトブロックを破壊すると稀に出現することもある(入手してもその場では効果を発揮せずストックとなり、最終ステージ以外の工場の最終ラウンドには必ず1個隠されている)が、爆風に巻き込まれるとソフトブロック同様消えるので注意が必要。なお、アイテムはマイタウンにて購入時の価格の半額で売ることもできる。このゲームのステージに存在する仕掛けは、シリーズの中でも特異な物が多い。その仕掛けを、エリア数の少ないステージから順に紹介する。全部で12種類。いわゆる「雑魚キャラクター」のみで構成されており、ボスクラスの敵は存在しない。通常のモード。ファミコン版ボンバーマンを移植したものだが、フィールドの広さが違う、ドアやアイテムを爆破したときに出てくる敵が異なる(バロム→オニール→…→ポンタンのローテーション)、ボンバーマンの足音がしないなどの相違点もある。パスワードも255面などを除きファミコン版のものがそのまま使える。全モンスターを倒して、次のステージへ進むためのドアをくぐればステージクリアとなる。詳細は『ボンバーマン (ファミリーコンピュータ)』を参照。ボンバーマンシリーズ初の対戦モードで、ゲームボーイ専用の通信ケーブルを使うことで対戦ができる。スーパーゲームボーイ発売前の作品なのでこれを用いた対戦はできないが、ステージが1画面に入りきらず、画面外に対戦相手がいる可能性があるというのが後の作品の対戦モードと違うところである。2つのモードから選択できる。
出典:wikipedia
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