シュコダ・ファビア (Škoda Fabia) は、チェコの自動車メーカー・シュコダが製造・販売する欧州Bセグメント級の小型自動車である。2001年に生産中止となったフェリツィア (Felicia) の後継車種である。1999年に5ドアハッチバックが発売。やや遅れて、コンビ(ステーションワゴン)が2000年、セダンが2001年にラインアップに加わっている。親会社のフォルクスワーゲンとの連携によって開発された車種で、フォルクスワーゲン・ポロ、セアト・イビーサなどとプラットフォームを共有する。コンポーネントのほとんどがフォルクスワーゲン由来でありながらも、フォルクスワーゲングループの他のモデルよりも安価で提供された(最廉価版はフォルクスワーゲン・ルポよりも安かった)ことがファビアの成功の一因となった。1.2L HTP(High Torque Performanceの略)エンジンは元々ファビア専用に開発されたが、高い評価を受けて後にフォルクスワーゲン・ポロにも使用されることとなる。また、かつては1.4L OHV 8v MPIエンジンも搭載されていた。これはファヴォリット (Favorit) などに搭載されていた1.3Lエンジンの改良版で、フォルクスワーゲン傘下に入る前に開発されたものであるが、基本設計の古さゆえに性能向上が難しく、また将来の排ガス規制に対応できないことから2003年にカタログ落ちした。1.9L TDI 96kWは6MTと組み合わせられて高性能グレードのRSに搭載される。ちなみにファビアRSはディーゼル版のみでガソリン版が存在しない最初のホットハッチモデルである。2007年3月のジュネーブ・モーターショーにて世界初公開された。外寸は先代からわずかに拡大されて全長3,992mm×全幅1,642mm×全高1,498mmとなっている。フォルクスワーゲン・ポロやセアト・イビサ、アウディ・A1とプラットフォームを共有する。スタイリングはルームスターと同様のフロントノーズが与えられているが、スズキ・スイフトとの類似性も指摘されている。ボディタイプは当初はハッチバックのみで、コンビとセダンについては初代モデルを継続販売する。
出典:wikipedia
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