堀 澄也（ほり すみや、1935年4月27日 - ）は、実業家。ヤクルト代表取締役会長。東京ヤクルトスワローズオーナー。広島県福山市出身。広島県立戸手高等学校、日本大学法学部卒業後、1960年ヤクルト本社入社。中央研究所所長などを歴任し、ジョアなどの新商品開発に携わる。1996年、桑原潤の後を受けて同社代表取締役社長就任。1998年、桑原会長、熊谷直樹副社長らがプリンストン債を巡るデリバティブ（金融派生商品）取引の失敗で1000億以上の巨額の損失を出したが、余裕資金をつぎ込み何とか再生への道筋を付けた。1997年からヤクルトスワローズ（現・東京ヤクルトスワローズ）の取締役も兼務し、2003年松園直巳に代わり球団オーナーに就任。ヤクルトの歴代球団オーナーとしては地味だが、伝統的なファミリー主義を維持し石井一久、高津臣吾、岩村明憲ら、メジャーリーグ移籍希望選手を割と友好的に送り出したり、補強に頼らず若手を地道に育てるなど、働きやすいチーム作りは評価される。現在は衣笠剛にオーナー権限を任せている。2015年11月、旭日中綬章受章。

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