川崎医科大学附属川崎病院（かわさきいかだいがくふぞくかわさきびょういん）は、岡山県岡山市北区中山下の民間病院。隣市である同県倉敷市に同系列の川崎医科大学附属病院が存在しており「川崎医大附属」に類する名称を用いた場合は同病院と混用される事が多いため、大学附属である事を伏して単に川崎病院（かわさきびょういん）と通称される。学校法人川崎学園の設立母体となった病院であり、長らく財団法人川崎医学振興財団（旧・財団法人川崎病院）が運営してきたが、2011年における傘下関連法人の改組に伴う解散にともない、4月1日より学校法人川崎学園の運営となった。昭和13年に川崎祐宣が開設した外科昭和病院が前身である。昭和25年に財団法人川崎病院を設立。昭和32年には社会福祉法人旭川荘を設立。昭和35年現在の西館を落成し総合病院となった（470床）。昭和41年東館・北館を竣工（800床）。昭和45年現在の倉敷市松島に川崎医科大学を開設。翌昭和46年に現在の名称である「川崎医科大学附属川崎病院」となった。平成15年には電子カルテ化・電子レセプト化した。スポーツ整形外科のようなユニークな診療も行なっている。現在の建物は40年以上経過して老朽化しているため、平成28年8月の竣工、12月1日の開院をめざし、岡山市北区中山下地内の岡山中央南（旧深柢）小学校跡地にて新病院「川崎医科大学総合医療センター」（移転と同時に名称を変更）の建設工事に平成25年12月から着手している。なお、現在、川崎医科大学は附属病院ではなく川崎病院付けの教授の役職を新しく作る方針で、現在審査中である。また、川崎病院は近年中に川崎医科大学の附属病院としての機能を強化してゆくことが決定している。川崎病院がある中山下は岡山市の中心部であり、NTT岡山支店、岡山中央郵便局、クレド岡山などがある。もちろん、交通の便にも恵まれており、天満屋バスセンター、宇野バス表町バスセンター、岡山電気軌道清輝橋線田町電停から歩いて数分の距離にある。また自家用車で来る患者のために契約駐車場があり、最初の2時間は無料となっている。

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