高松都市圏(たかまつとしけん)とは、香川県高松市を中心とする四国最大の都市圏である。以下では主に都市雇用圏における高松都市圏について述べる。地形的な制約が少ない讃岐平野に国道・鉄道・高速道路が整備されているため、高松都市圏の範囲は県下の多くの自治体に及び、四国最大の都市圏を形成する。域内総生産は約3兆479億円である。2005年設定より新たに現まんのう町が高松都市圏の郊外となったほか、丸亀都市圏が高松都市圏の郊外に吸収されて消滅したため、統計上人口が一気に15万人以上ジャンプアップしている。ただし、これ以前からも都市圏人口は一貫して四国最大であった。元来香川県は対岸の岡山県との関係が深かったが、1989年の瀬戸大橋開通によって一層その傾向は深まり、岡山都市圏や広島県の備後都市圏などと共に東瀬戸経済圏を形成していると見なされるようになった。しかし、2000年代からの高速道路網の整備によって四国内での相互流動が盛んになり、四国本州間の交流では明石海峡大橋の開通によって淡路島ルートが優勢になると、その結果高松都市圏は京阪神方面との結びつきも強めることとなった。鉄道においては瀬戸大橋が唯一本州と直結するルートであるため、引き続き岡山ルートが優勢を保っているが、前述の淡路島ルートの台頭で神戸淡路鳴門自動車道経由の高速バスが発達し、鉄道の重要性そのものが低下している。これらの結果、香川県と岡山県の関係性は相対的に徐々に低下し、それに伴って東瀬戸経済圏の枠組みは変化しつつある。"一般的な都市圏の定義については都市圏を参照のこと。"高松市を中心とする都市雇用圏(10% 通勤圏)の人口は約84万人(2005年国勢調査基準)。2000年時点の高松市の 5%・500人都市圏(通勤通学圏)(→都市圏 (国土交通省))は、10% 都市圏を構成する自治体に、以下の自治体を加える。すなわち、現在の境界でいうと、香川県下全自治体から、離島(小豆島町、土庄町、直島町)、三豊市、(新)観音寺市を除き、(旧)観音寺市を飛地で加えたものが、高松市の 5%・500人都市圏にあたる。この指標での都市圏では県下の多くの自治体が含まれるため、香川県(旧讃岐国)は高松都市圏とほぼ近い形となる。三大都市圏以外の 5%・500人都市圏において、同様に県下(令制国)に唯一の都市圏が認められ、それが県のほぼ全体に及ぶのは、富山県(富山都市圏、越中国にほぼ一致)、石川県(金沢都市圏、加賀国にほぼ一致)、福井県(福井都市圏、越前国にほぼ一致)などがあり、北陸地方の県の状況と似ている。
出典:wikipedia
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