高松(たかまつ)は、岡山県岡山市北区にある広域地区である。高松地域センター(旧 高松支所)の管轄する地域。かつての吉備郡高松町(たかまつちょう)に相当する。1971年1月8日に岡山市に編入された。本項では吉備郡高松町、同町の町制前の名称である賀陽郡・吉備郡高松村(たかまつむら)についても述べる。岡山市中心部から西へ約12kmの所に位置する農村地帯であり、近年はベッドタウン化が進んでいる。中央部は平坦地が広がっており、北東部と南西部は丘陵地である。西部を足守川が貫流し、下流で笹ヶ瀬川と合流して児島湖へ注いでいる。岡山県の観光エリアである吉備路に属し、日本三大稲荷の一つであり初詣には岡山県下最大の参拝客が訪れる最上稲荷、羽柴秀吉の水攻めの舞台となった備中高松城址、前方後円墳としては全国で4番目に大きい造山古墳、桃太郎のモデルと言われる吉備津彦命を祀る吉備津神社(本殿・拝殿は国宝)など史跡が多い。高松地域は岡山市北区役所高松地域センター管内の以下の大字が該当する。高松地域は、古くは備中国賀陽郡板倉郷・生石郷・足守郷と都宇郡加茂郷のそれぞれ一部を形成していたが、「高松」の地名はまだ現れていなかった。1870年(明治3年)、江戸時代に中島村と称されていた高松城付近の地名が、正式に高松村となった。1875年(明治8年)、大崎村・平山村・和井元村・高松村・原古才村・稲荷村・立田村が合併して高松村をつくったが1881年(明治14年)に分村。1889年(明治22年)の町村制施行で7村が再び合併して高松村が発足し、1915年(大正4年)には町制施行して高松町となった。1951年(昭和26年)頃から吉備郡高松町・真金町・生石村と都窪郡加茂村との間で合併気運が高まり、真金町を除く3町村が合併して1955年(昭和30年)に新・高松町が発足した。その後、真金町は1957年(昭和32年)2月に県知事から高松町への合併勧告を受け、1960年(昭和35年)2月まで合併協議が続けられた結果、同年4月1日に高松町へ編入し、吉備郡高松町吉備津と改称した。1971年1月8日、高松町は岡山市に編入合併され、稲荷・田中・原古才の3大字は「高松」を冠した上で他の17大字とともに同市の大字に継承された。
出典:wikipedia
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