アンダーソン・ヴァレジャオ(Anderson Varejao)ことアンデルソン・フランサ・ヴァレジャン(,、 1982年9月28日 - )は、ブラジルのプロバスケットボール選手。NBAのゴールデンステート・ウォリアーズに所属している。エスピリトサント州サンタテレサの出身。ポジションはパワーフォワード/センター。クリーブランド・キャバリアーズ地元のクラブでプロデビューし、FCバルセロナでユーロリーグ優勝を経験したヴァレジャオは、2004年のNBAドラフトで2巡目30位指名でオーランド・マジックから指名され、7月23日にドリュー・グッデン、スティーブン・ハンターとともにトニー・バティ、翌ドラフトの選択権とのトレードでクリーブランド・キャバリアーズに入団した。ヴァレジャオは、リバウンドやルーズボールをデニス・ロッドマンのように積極的に絡み、ボールへの執着心を見せ観客を興奮させ人気を獲得した。スティールやオフェンスファウルを獲ることにも積極的であるルーキーのシーズンでは平均14分の出場時間でしかなかったが、1.58という高いターンオーバーレシオをマークした。2006年のプレーオフではデトロイト・ピストンズとの第4戦で48分に11.7リバウンドを獲得し、キャバリアーズの勝利に大いに貢献した。2014-15シーズンの開幕前に、キャブスと3年3000万ドルの延長契約を結んだものの、12月23日のミネソタ・ティンバーウルブズ戦で、左足アキレス腱を断裂する重傷を負うなど、ここ数年は怪我に悩まされており、ここ4シーズンで150試合以上の欠場を余儀無くされた。ゴールデンステート・ウォリアーズ2015-16シーズンまでNBA入り以来12年間一途にキャバリアーズに所属していたが、前述のアキレス腱断裂以降精彩を欠き、2016年2月18日にポートランド・トレイルブレイザーズに放出され、その日の内に解雇された。2月20日にゴールデンステート・ウォリアーズと契約。ウォリアーズに所属しているリアンドロ・バルボサとのブラジル人コンビとなった。ブラジル人コンビはトロント・ラプターズのブルーノ・カボクロとルーカス・ノゲイラ以降NBA史上2組目となった。チームは2年連続でNBAファイナルに勝ち進み、ヴァレジャオは今度はウォリアーズの一員として古巣キャバリアーズとの対決に挑んだ。ウォリアーズは3勝1敗から3連敗を喫し連覇達成とはならず、ヴァレジャオは皮肉な形で古巣の優勝を見届けるしかなかった。レギュラーシーズン後半でキャバリアーズから放出されたため、ヴァレジャオにはキャバリアーズの優勝リングをもらう権利があったが、ウォリアーズの一員としてプレーしシーズンを終えたのでリングをもらうつもりはないと明言した(キャバリアーズ側も本人から要望がない限り授与する意向はないとしている)。2016年7月14日、ウォリアーズと最低保証額で再契約した。ヴァレジャオは2006年に日本で行われたバスケットボール世界選手権ではブラジル代表としてプレーをしていた。8月23日に行われた対ギリシャ戦では、激しいコンタクトプレーで相手のポイントガードのニコラス・ジシスの顎を折ってしまう怪我を負わせ物議を醸した。ディフェンスでの評価が高く、数字に残らない泥臭いプレーをひたすらこなすタイプである。そんなヴァレジャオの最大の得意技がテイクチャージ(相手のオフェンスコースに入りチャージングを取ること)で、ポジショニングの良さと演技力はNBA随一と言える。2011年4月にNBA選手152人に対して行われたアンケートでは22%の票を集め、No.1フロッパー(接触の際に故意に倒れるのがうまい選手)に選ばれている。ハッスルプレーが売り物であり、独特のカーリーヘアーの髪型を揺らしてボールに対して突進する。そのファイトプレーは時としてチームメイトやファンの気持ちを大いに盛り上げ、試合の流れを変えてしまう人気のある選手である。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。